映像をめぐる7夜

2008年2月、東京都写真美術館の新たな試みとして、また、来るべき恵比寿映像祭のプレ・イヴェントとして、さまざまな角度から「映像」なるものの意味と可能性を考え、実験を楽しむ連続ライヴ・イヴェント「映像をめぐる7夜」を開催しました。地下1階展示室を会場に、7晩にわたり多彩なゲストによるレクチャーや上映、ライヴ、パフォーマンス、インスタレーションを日替わりで実施。日頃は静かな展示室が熱く揺れる7夜を通じて、現代における「映像」と未だ開拓されていないその豊かな可能性について、観客の皆様とともに楽しみながら探究する場となるよう企図しました。試験的な試みとして入場は無料としたこともあり、連日満員という盛況ぶりでした。
※このイヴェントは終了致しました。

Image第1夜 反復する壁
Image第2夜 広告と/の映像
Image第4夜 フリッカー・ナイト
Image第5夜 the Voice-over 〜
内なる映像

Event Information

SYABI PRESENTS 映像をめぐる7夜

2008年2月21日(木)‐24日(日)・28日(木)‐3月1日(土)
主催:財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
協力:株式会社タグチ
会場:東京都写真美術館 地下1階展示室

第1夜
2月21日(木) 開場18:30 開演19:00
「反復する壁」(上映+パフォーマンス+インスタレーション)
ゲスト:足立智美、石田尚志

第2夜
2月22日(金) 開場18:30 開演19:00
「広告と/の映像」(レクチャー+上映)
ゲスト:小田桐昭[解説]

第3夜
2月23日(土) 開場17:30 開演18:00
「映像の知覚」(上映+トーク+インスタレーション)
ゲスト:飯村隆彦、豊嶋康子、大江直哉

第4夜
2月24日(日) 開場17:30 開演18:00
「フリッカー・ナイト」(上映+トーク)
ゲスト:西村智弘[解説]

第5夜
2月28日(木) 開場18:30 開演19:00
「the Voice-over〜内なる映像」(パフォーマンス+インスタレーション)
ゲスト:山川冬樹

第6夜
2月29日(金) 開場18:30 開演19:00
「不在の映像・音の果て」(ライヴ・インスタレーション)
ゲスト:狩野志歩、渡邉ゆりひと、有馬純寿

第7夜
3月1日(土) 開場17:30 開演18:00
「眼孔、斜に射す太陽」(映像・音響×ライヴ演奏)
ゲスト: 生西康典、掛川康典(映像/音響編集)/山本精一(ギター)/角田俊也、音男(音源提供)

企画・構成:岡村恵子(東京都写真美術館)
広報:久代明子、島津彰子(東京都写真美術館)
音響設計:稲荷森健(株式会社タグチ)
映像設営:岸本智也(GARAGE)
フィルム映写(第4夜):下江祥友(株式会社ライヴ)
インタラクションデザイン(第5夜):高野諭
広報物デザイン:庄子結香(カレラ)