1990年東京都生まれ。ある虫や、身近な人、植物、景観にいたるまであらゆるものの成長の過程を観察する上で、いかに記録メディアや固有の媒体に捉われずに表現することができるか思考している。作者である自身が見ているものがそのまま表われているように錯覚させる表現と、観客がその錯覚に気づく手段を作品に取り入れようとしている。近年の個展に「冨士日記」(NADiff Gallery、東京、2016)、「孵化日記2011, 2014–2016」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]、東京、2016)など。