シンガポール出身でベルリンを拠点とするミン・ウォンは、映画とポピュラー文化を新たに解釈し、不完全な翻訳とリ・エンアクトメントを通して「真正性」や「オリジナリティ」の歪みを暴くヴィデオやインスタレーションをつくる。2009年の第53回ヴェネツィア・ビエンナーレでシンガポールを代表してスペシャルメンションを受ける。Ullens Center for Contemporary Art（北京、2015)、資生堂ギャラリー（東京、2013）、REDCAT（ロサンゼルス、2012）、Neuer Berliner Kunstverein（ベルリン、2010）で個展。
Photo: anja_teske
