イスタンブールを拠点に政治的・社会的・文化的コードについて探求し、周縁化や制度への抵抗を描くことに焦点を当てる。雑誌『art-ist』の出版、キュレーターとしてもトルコのコンテンポラリーアート界では中心的存在。当初は日常のものから国民国家や権威の概念を転覆させる作品を制作したが、2000年以降はサブカルチャーやジェンダー、奇妙だがありふれた日常の情景に注目する。ドキュメンタやマニフェスタに加え、イスタンブール、光州、シャルジャ、サンパウロのビエンナーレや、ニューヨークMoMA/PS1で作品を発表。