建築史、歴史工学(アーキオロジー)、早稲田大学教授。近世大工書研究、数寄屋・茶室研究の後に、視野を拡大し都市の先行形態の研究、今和次郎が訪れた民家を再訪しその変容を記録する活動の主宰を経て、千年続いた村研究−千年村プロジェクトを行う。2013年ユーラシアプレートの境界上の居住文明調査でアジア、地中海、アフリカ各地を巡歴。2010-2011年日本建築学会発行『建築雑誌』編集長。著書に『動く大地、住まいのかたち プレート境界を旅する』(岩波書店、2017)、『実況 近代建築史講義』(LIXIL出版、2017)、『今和次郎「日本の民家」再訪』瀝青会名義(平凡社、2012)、『セヴェラルネス+(鹿島出版会、2011)、『近世建築論集』(アセテート、2004)、『国学・明治・建築家』(蘭亭社、1993)、共訳にG.クブラー『時のかたち 事物の歴史をめぐって』(鹿島出版会、2018)。
受賞:2013年日本生活学会今和次郎賞(瀝青会名義、2013)、2013年日本建築学会第一回著作賞(同)、2018年日本建築学会著作賞