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池添俊 IKEZOE Shun

池添俊

IKEZOE Shun

1988年香川県生まれ。個人の声や記憶を収集し、普遍的な声へと再構成することで作品を制作している。中国人の継母との生活を描いた《愛讃讃》(2018)が、イメージフォーラム・フェスティバル2018にて優秀賞を受賞。育ての親である祖母の声から作った《朝の夢》(2020)は、マルセイユ国際映画祭フラッシュコンペティション部門で上映され各国を巡回。2021年、パンデミック下の生活で内なる声に耳を傾けた《あなたはそこでなんて言ったの? 》(2021)がニューヨーク映画祭、ベルフォール国際映画祭などから正式招待される。そのほか、アートプログラム「現代地方譚8」(すさきまちかどギャラリー、高知、2021)、グループ展「暗くなるまで待っていて」(東京都美術館、東京、2021)に参加するなど、その活動は上映のみに留まらず、発表の場を拡張している。