インド、ケララ州出身。ライター、デザイナー、インディペンデント映画作家。国立デザイン研究所(アーメダバード)でコミュニケーションデザインを専攻。先見の明のある映画監督リホ・ホセ・ペリセリーの長編《Jallikattu》(2019)と《Churuli》(2021)においてアニメーション制作を担当。卒業制作作品にあたる《Story of a beginning》(2020)は、信念の相違と、それをそのまま受け入れる重要性を語るものとなった。同作は40以上の国際映画祭で上映されている。
彼の描く物語は身近な生活の観察や、私的な経験から生まれる。彼は自分をより良い人間にしてくれる物語を求め、観衆に向けてもそうした映画を作りたいと考える。多様な視覚メディアにより説得力のある物語を描くことを楽しみ、既存の視覚的コミュニケーションの限界の拡張を目指している。現在いくつかの短編とミュージックビデオ、そして長編の脚本に取り組んでいる。