1981年タシュケント(ウズベキスタン)生まれ。ポスト・ソヴィエト時代に生まれた中央アジア出身の新世代アーティストの一人であり、祖国地域を創作の源泉として深く関わりながら、国際的芸術家としてのキャリアを確立している。タシュケント州立芸術大学卒業後、イタリア・トレビソを拠点とするリサーチ・コミュニケーション・センターである「ファブリカ」にアーティスト・イン・レジデンスとして招聘され、《Aral: Fishing in an Invisible Sea》を監督、2004年トリノ映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。2005年には、ベルリンのアーティスト・イン・レジデンス・プログラム(DAAD)に招聘され、長編デビュー作となる《40 Days of Silence》の脚本を書いた。2013年ヴェニス・ビエンナーレに、ヴィデオ・インスタレーション《Zukhra》で参加。2017年に、ノルウェーの現代美術研究室(OCA)で滞在制作を行い、短編映画《The Haunted》を制作。2018年、ル・フレノア国立現代アートスタジオ(フランス)を卒業。2018年3月に、マルチメディア・パフォーマンス《Qyrq Qyz》を、ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック(BAM)及びケ・ブランリ美術館(パリ)で発表。2020年、ウズベキスタン・タシュケントで現代アートセンターの制作室を運営。現在、2作目となる長編映画《Barazgh》を制作中。