第14回恵比寿映像祭コンセプトブック「スペクタクル後 AFTER THE SPECTACLE」
今回の映像祭のテーマ「スペクタクル後 AFTER THE SPECTACLE」をめぐって映像表現を読み解くためのコンセプトブック。
映像祭企画チーム内で作成した11のキーワード解説と共に、出品作の図版を多数収録しています。これらのキーワードは、今回の映像祭のマインドマップのような機能を持ち、観客や読者がそれぞれの作品体験・読書体験から、能動的に新たなイメージを形成していくことを企図しています。
また論考章では、小原真史(ゲスト・キュレーター)、藤幡正樹(参加アーティスト)、メー・アーダードン・インカワニット(ゲスト・プログラマー)、長谷正人(映像文化論・文化社会学)の4名それぞれの視点による、深い洞察を持った寄稿を収録しています。
2022年2月4日、東京都写真美術館刊||145 × 178 mm, 304 page| 日英併記|2,530円(税込)
ご購入方法
東京都写真美術館ミュージアム・ショップ NADiff BAITEN(ナディッフ バイテン)などで販売中。
オンライン購入はNADiff Online Shopをご利用ください。
目次
イントロダクション|田坂博子(第14回恵比寿映像祭ディレクター)
キーワード・作品図版
カメラ|セルフィー|風景|旅|スペクタクルの社会|見世物|ヴァナキュラー|おばけ|アーカイヴ|瞬間|見える/見えない
論考
スペクタクルの博覧会|小原真史
日常がスペクタクル|藤幡正樹
アニミズム的映画のさまざまな物語|メー・アーダードン・インカワニット
映像とスペクタクル|長谷正人
資料|掲載作品の作家略歴
第14回恵比寿映像祭開催概要