筑波大学ヒューマンエージェントインタラクション研究室(後藤豪臣、大澤博隆)《「AgencyGlass :視線によるコミュニケーションを支援するウェアラブルデバイスの開発と評価」》/2014-2020年[参考図版]
自律的に動くAI等を用いたロボットや、音声や動画などによるキャラクターを使用する情報技術が普及するなかで、人はおのずとそうした自立的なシステムを「擬人化」し、人に対するのと同じような社会的なコミュニケーションを期待するようになる。筑波大学ヒューマンエージェントインタラクション研究室では、このように、人間から社会的なやり取りを期待される人工システムを、道具(ツール)と対比して「エージェント」と呼び、そのありかたを探る研究を行っている。今回は視線コミュニケーションを行うことが困難な人を対象とした支援デバイスAgencyGlassの開発に関わる研究を一例として紹介する。
日時:令和3年2月5日(金)~2月21(日)<8日(月)、15(月)休館>
10:00-20:00(最終日は18:00まで)
会場:東京都写真美術館展示室
入場:無料