invisible designs lab.《予言》(オフサイト展示に向けた新作のイメージ)2017
万有引力の法則で知られる近代科学の父・ニュートンが、人類滅亡の年を導き出した「終末予言」をご存知の方もいるだろう。“予言”とは、過去の賢者の詩的な言葉を、後世に生きる“私たち”が独自に読み解き、時間という概念を超えて見えない力が働き、真実のようなものに浄化していったのではないか。さて、「見えないものこそ大切だ」を信条とし、「音」という見えないメッセージと「アイディア」を「見える」ようにするため、多岐にわたる活動を行うインビジブル・デザインズ・ラボが、《予言 Medium》と題した「テレパシー現象装置」を出現させる。人々の能動的行為がトリガーとなる“赤の入力装置”と、“青の出力装置”から返答される音の記号達。そこからどのようなイメージを受像しうるか、見えないものへの思いを馳せていただきたい。
協力:リデル株式会社