赤松正行+ARARTプロジェクト《ウロボロスのトーチ》2012年
目に見えている現実の風景に電子的な情報を加えて表示する技術として浸透したAR(拡張現実=Augumented Reality)。歴史を遡ると、その概念は1901年に発表されたライマン・フランク・ボームによる長編小説『マスター・キー』で初めて登場したとされる。AR機能を使ったスマートフォンアプリ「セカイカメラ」の開発者として知られる赤松正行氏によるARARTプロジェクトは、絵画や絵本に描かれたモチーフを動かし、現実を変容させていくARによる展覧会のプロジェクトを数多く開催してきた。本祭では、映像史としてのAR体験から、現実を「みること」を問い直す。
日時:令和3年2月5日(金)~2月21(日)<8日(月)、15(月)休館> 10:00-20:00(最終日は18:00まで)
会場:東京都写真美術館展示室
入場:無料