花代
Hanayo
1970年東京都生まれ。玉川大学文学部美術学科彫刻専攻在学中にパリへ留学、その後1989年に向島で半玉修行を始める。1995年に花柳界を引退し渡英。現在、東京・ベルリンを拠点に、写真家、芸妓、ミュージシャン、モデルとして多方面で活動を展開。自身の日常を幻想的な色彩で切り取る写真やコラージュ、またこれらに音楽や立体表現を加えたインスタレーションを発表。国内外での多数のグループ展・国際展に参加、ライブ・パフォーマンスも行う。主な個展に「ウツシユメクニ」(PARCO GALLERY、東京、2000年)、「hanayo」(Palais de Tokyo、パリ、2002年)、「hanayo Ⅲ」(タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム、東京、2017年)など。主な作品集に『ハナヨメ』(新潮社、1996年)、『MAGMA』(赤々舎、2008年)、『berlin』(月曜社、2013年)、『点子』(Case Publishing、2016年)、『花代の世界 地下活動半世紀』(河出書房新社、2021年)など。主な音楽アルバムに『wooden veil』(dekorder、2009年)、『Gift /献上』(DHR Geist、2000年)など。