金仁淑(キム・インスク)
KIM Insook
韓国の漢城大学芸術大学院西洋画科写真映像コースに留学後、15年間のソウル暮らしを経てソウルと東京を拠点に制作活動を展開。「多様であることは普遍である」という考えを根幹に置き、「個」の日常や記憶、歴史、伝統、コミュニティ、家族などをテーマに制作を行い、写真、映像を主なメディアとして使用したインスタレーションを発表している。2008年に光州市立美術館で個展「sweet hours」を開催。韓国国立現代美術館やドイツ・デュッセルドルフ市などが運営するアーティスト・イン・レジデンシーで滞在制作を行い、大邱フォトビエンナーレ、森美術館(東京)、東京都写真美術館など、国内外の芸術祭や企画展で作品を発表する。