荒木悠
Yu ARAKI
ワシントン大学で彫刻を、東京藝術大学では映像を学ぶ。日英の通訳業を挫折後、誤訳に着目した制作を始める。英語圏において、「鋳造」と「配役」がどちらも「キャスティング(casting)」と呼ばれていることを起点に、オリジナルからコピーが作られる過程で生じる差異を再現・再演・再生といった表現手法で探究している。2018年はアムステルダムのライクスアカデミーにゲスト・レジデントとして滞在。2019年フューチャージェネレーション・アートプライズのファイナリストに選出。2020-21年度アーツコミッション・ヨコハマU39アーティストフェロー。