2022年7月31日に逝去した実験映像の草分けであり、フィルム、ヴィデオ、パフォーマンスと横断的に映像のテクノロジーに取り組んだ、飯村隆彦の作品を上映し、氏の活動の軌跡を辿る。1960年代にオノ・ヨーコ、赤瀬川原平、小杉武久、土方巽ら前衛芸術家の協力のもと、8mmや16mmの前衛映画を個人で制作。またフィルムにとどまらず、ビデオアート、パフォーマンスと領域を横断し、独自の映像世界を切り開いた。近年、東京都写真美術館に収蔵された作品の一部およびビデオアートセンター東京(VCT)がデジタル化した作品から合計11作を一挙上映する。
日時:2月4日(土)11:00- | Q&A:瀧健太郎(ビデオアートセンター東京)、足立アン(コラボラティブ・カタロギング・ジャパン)[オンライン]
* Q&A終了予定時刻:13:25
2月7日(火)18:00-
2月15日(水)18:00- | Q&A:瀧健太郎、河合政之(ビデオアートセンター東京)
* Q&A終了予定時刻:20:25
会場:東京都写真美術館1Fホール
料金:800円(前売) 1,000円(当日)
※詳細は「チケット」ページをご覧ください。
※上映時間:計105分(予定)
Works
飯村隆彦《くず》
1962年/7分51秒/4K[16ミリフィルムより変換、オリジナルは8ミリフィルム]/サウンド(音楽:小杉武久)
東京都写真美術館蔵
飯村隆彦《いろ》
1962年/10分28秒/4K[16ミリフィルムより変換、オリジナルは8ミリフィルム]/サウンド(音楽:刀根康尚)
東京都写真美術館蔵
飯村隆彦《ダダ 62》
1962年/10分9秒/4K[16ミリフィルムより変換、オリジナルは8ミリフィルム]/サイレント
東京都写真美術館蔵
飯村隆彦《オナン》
1963年/8分6秒/4K[16ミリフィルムより変換、オリジナルは8ミリフィルム]/サウンド(音楽:刀根康尚)
東京都写真美術館蔵
飯村隆彦《リリパット王国舞踏会》
1964年/12分50秒/4K[16ミリフィルムより変換、オリジナルは8ミリフィルム]/サウンド(音楽:刀根康尚、飯村隆彦)
東京都写真美術館蔵
飯村隆彦《Ai (Love)》
1962年/10分/4K[16ミリフィルムより変換、オリジナルは8ミリフィルム]/サウンド(音楽:オノ・ヨーコ)
東京都写真美術館蔵
飯村隆彦《椅子》
1970年/5分28秒/デジタル[SD]/サウンド
Courtesy of MORI YU GALLERY
*ビデオアートセンター東京によりデジタル化
飯村隆彦《まばたき》
1970年/1分55秒/デジタル[SD]/サウンド
Courtesy of MORI YU GALLERY
*ビデオアートセンター東京によりデジタル化
〇作品中に明滅する箇所がございます。光に対する感受性は個々のお客様によって異なりますので、光刺激に敏感なお客様は、ご鑑賞いただく際には予めご注意ください。
飯村隆彦《男と女》
1971年/1992年再編集/7分/デジタル[SD]/サウンド
Courtesy of MORI YU GALLERY
*ビデオアートセンター東京によりデジタル化
飯村隆彦《視覚的論理(と非論理)》
1977年/20分/デジタル[SD]/サウンド
Courtesy of MORI YU GALLERY
*ビデオアートセンター東京によりデジタル化
飯村隆彦《ア・イ・ウ・エ・オ・ン》
1982年/9分18秒/デジタル[SD]/サウンド
Courtesy of MORI YU GALLERY
*ビデオアートセンター東京によりデジタル化