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荒木悠
Yu ARAKI
ワシントン大学で彫刻を、東京藝術大学では映像を学ぶ。日英の通訳業を挫折後、誤訳に着目した制作を始める。英語圏において、「鋳造」と「配役」がどちらも「キャスティング(casting)」と呼ばれていることを起点に、オリジナルからコピーが作られる過程で生じる差異を再現・再演・再生といった表現手法で探究している。2023年に発表した《仮面の正体(海賊盤)》で恵比寿映像祭2023 コミッション・プロジェクト特別賞を受賞。本作は同年、台湾現代文化実験場(C-LAB)でのグループ展「Memory Palace in Ruins」にて再展示された。