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「ゆっくりあるく」という「行為」を続けるダンサーの川村浪子は、幼少期よりダンスに親しみ、大学で身体理論を研究し創作舞踊を中心に活動するなか、1974年から九十九里浜で「知覚行為」を始めた。体育教師をしながら活動の場を海外にも広げた川村は、1982年に現代舞踏の先駆的存在、アンナ・ハルプリンのワークショップに参加し、「からだ」による表現の可能性を確信し、独自のダンスであり「行為」でもある裸体歩行の「ゆっくりあるく」を確立。本作は、病気による活動休止を経た後、近年活動を徐々に再開した川村を追い、戦争の記憶と結びついた表現者の人生を浮かび上がらせる。
日時：
2月16日（金）15:00–
2月17日（土）14:00– | Q&A：崟利子
会場：東京都写真美術館1Fホール
料金：800円（前売） 1,000円（当日）
※詳細は「チケット」ページをご覧ください。
Works
崟利子《ゆっくりあるく》
2022年／88分／日本語
