「恵比寿映像祭2023」からスタートした「コミッション・プロジェクト」は、日本を拠点に活動するアーティストに制作委嘱した映像作品を「新たな恵比寿映像祭」の成果として発表するものです。これまでに蓄積した国内外のネットワークを活用し、将来的に国内外の文化施設や文化組織での発信へ広げることで、アーティストの創造活動を支援していこうとするスキームを作ろうとしています。
本プロジェクトの審査委員を招き、前回発表された委嘱制作作品や今年度の審査対象となったプロジェクトの内容を踏まえながら、現代の映像表現を考察するシンポジウムを開催します。西洋中心の近代史から、アジアにおける写真映像史やこれからの写真映像表現の可能性をさぐる機会とします。またこの場で第2回「コミッション・プロジェクト」の作品委嘱を行うアーティスト4名を発表します。
コミッション・プロジェクト事務局：特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ［AIT/ エイト］

［パネリスト］
沖啓介（メディア・アーティスト）
斉藤綾子（映画研究者、明治学院大学教授）
レオナルド・バルトロメウス（山口情報芸術センター[YCAM]、Gudskul Ekosistemキュレーター）
メー・アーダードン・インカワニット　（映画・メディア研究者、キュレーター、ウェストミンスター大学教授）
田坂博子（東京都写真美術館学芸員・恵比寿映像祭キュレーター）

［進行］
堀内奈穂子（特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ［AIT/ エイト］）