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中国出身でオランダを拠点に活動するエヴェリン・タオチェン・ワンは、絵画、パフォーマンス、インスタレーション、書道などの幅広い表現手法をもとに、中国の伝統絵画の技法や文化的アイデンティティなどをテーマに横断的な作品を発表してきた。自らの中国絵画をもパフォーマンスと呼ぶワンにとって、パフォーマンスは、素材をはじめ異なるものとの出会いから何かを生み出し続ける過程である。定義や主張ではなく、一つのストーリーラインとは異なる、比喩や些細なこと、断片的なもの、または噂話や読書などいくつかのテキストを拾うことからパフォーマンスを構成する。恵比寿映像祭では、《レイヤー・オブ・ヴォーカリゼーション》(2024年)と題する三部構成のパフォーマンスを披露する。
Courtesy of KAYOKOYUKI
日時:2月3日(土) 13:00–14:30
会場:東京都写真美術館 2F展示室