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日本大学芸術学部映画学科映画研究会(通称:日大映研) は、集団的な映画制作を通じて、ドキュメンタリーとフィクションの両面で、先鋭的な表現を探求した。《釘と靴下の対話》 は平野克己と康(谷山)浩郎を中心に制作され、後に《Nの記録》では神原寛と城之内元晴が中心となり、伊勢湾台風の被害を記録した。その後、日米安保闘争の影響を受けたシュルレアリスム的な実験映画《プープー》が1960年に完成。1960年の安保闘争後、日大映研は 新映画研究会 に改組された。また中心メンバーによって、単なる映画制作の枠を超えた芸術表現を生み出す生活の場として、VAN(ヴァン)映画科学研究所も設立された。東京都写真美術館所蔵作品で新たに制作したデジタル修復版を上映する。
日時:
2月2日(日)15:00–|Q&A:平野克己(出品作家)、平沢剛(ゲスト・プログラマー)
2月15日(土)11:00–
会場:東京都写真美術館1Fホール
料金:800円(前売) 1,000円(当日)
※詳細は「チケット」ページをご覧ください。
※上映時間:計98分(予定)
Works
日本大学芸術学部映画学科映画研究会《釘と靴下の対話》
1958年/28分/HDデジタルリマスター版(オリジナル:16ミリフィルム)/日本語
東京都写真美術館蔵
日本大学芸術学部映画学科映画研究会《Nの記録》
1959年/20分/2Kデジタル修復版(オリジナル:16ミリフィルム)/日本語
東京都写真美術館蔵
日本大学芸術学部映画学科映画研究会《プープー》
1960年/25分/2Kデジタル修復版(オリジナル:16ミリフィルム)/日本語
東京都写真美術館蔵
日本大学芸術学部新映画研究会《椀》
1961年/25分/2Kデジタル修復版(オリジナル:16ミリフィルム)/日本語
東京都写真美術館蔵