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城之内元晴
JONOUCHI Motoharu
1935年茨城県生まれ、1986年死去。映画監督。1957年、日本大学芸術学部映画学科映画研究会(日大映研)に参加し、《Nの記録》(1959年)、《プープー》(1960年)の演出を手掛ける。1960年にジャンルを越えた表現者たちの交流拠点として、〈VAN映画科学研究所〉を立ち上げる。そこで風倉匠、赤瀬川原平、刀根康尚、小杉武久などの前衛作家たちと《ドキュメント6・15》(1961年)、《シェルタープラン》(1964年)、《WOLS》(1964–69年)、《ゲバルトピア予告編》(1969年)、《新宿ステーション》(1968–1974年)などの共同制作を行う。1970 年以降は神奈川映画ニュース協会および東京都映画協会にて数多くのニュース映画を手がけた。1977 年に製作を開始した《アイヌモシリへの道》は、未完の記念碑的な作品である。