会期もあと残すところ、あと2日になりました!

恵比寿映像祭も残すところ、あと2日となりました。
会期初旬は、海外作家が連日来日し、ラウンジトークや
シンポジウムなど、様々な催しに参加してくださいました。

最後の土日は、追悼マイク・ケリースペシャル上映や
鈴木康広(オフサイト展示出品作家)のラウンジトーク・
ワークショップの開催、ヴェトナム・ドキュメンタリー特集の
プログラマー、グェン・チン・ティによるラウンジトークと
プログラム上映(Q&A付)など、イヴェントが盛りだくさんです。

多くの方のお越しをお待ちしております。

●23日(土)の関連イヴェント

11:30~
【上映】日本新進映像作家たち/小森はるか(上映出品作家・Q&A付)
http://www.yebizo.com/#pg_screen7

13:00~
【ラウンジトーク】鈴木康広(オフサイト展示出品作家)
http://www.yebizo.com/#pg_talk10

15:00~
【上映】西アフリカ・ポストコロニアルのトラベローグ《希望の旅路》
http://www.yebizo.com/#pg_screen3

16:00~
【ラウンジトーク】グエン・チン・ティ(上映出品作家)
http://www.yebizo.com/#pg_talk11

18:30~
【上映】パブリック・リヴィング ―ヴェトナム・ドキュメンタリー特集
グエン・チン・ティ(上映出品作家・Q&A付)
http://www.yebizo.com/#pg_screen10

19:00~
【展示室/パフォーマンス】川口隆夫パフォーマンス
http://www.yebizo.com/#pg_ex17

19:00~
【オフサイト会場/ワークショップ】記憶をめくるワークショップ(鈴木康広)
https://www.yebizo.com/jp/archive/blog/?p=954

●24日(日)の関連イヴェント

11:30~
【上映】追悼マイク・ケリー《MOBILE HOMESTEAD デトロイトの
ダウンタウンからウエストランドへ、ミシガン・アベニューを西へ行く》
2013.02.24 sun 11:30
http://www.yebizo.com/#pg_screen13

15:00~
【上映スペシャルトーク】※参考上映付
-下層階級のアナーキスト-マイク・ケリーは何を遺したのか
ゲスト:エリザベス・サスマン(ホイットニー美術館、キュレーター)
http://www.yebizo.com/#pg_screen15

第5回恵比寿映像祭会場風景より ~川口隆夫作品

第5回恵比寿映像祭会場風景より ~川口隆夫作品

パブリック・リヴィング ―ヴェトナム・ドキュメンタリー特集 ダン・ドゥック・ ロック《パブリック・リヴィング》/2011

パブリック・リヴィング ―ヴェトナム・ドキュメンタリー特集 ダン・ドゥック・ ロック《パブリック・リヴィング》/2011

追悼マイク・ケリープログラムより 《MOBILE HOMESTEAD》2010年 撮影:コーリーン・ヴェルメウレン 協力:デトロイト現代美術館

追悼マイク・ケリープログラムより 《MOBILE HOMESTEAD》2010年 撮影:コーリーン・ヴェルメウレン 協力:デトロイト現代美術館

22日(金)本日、13時~ 写真週報を読む/ラウンジトーク開催

今回の恵比寿映像祭展示室には、
1938年2月より1945年7月まで、内閣情報部(のちに情報局)
により編集・刊行された週刊の国策グラフ雑誌『写真週報』が
展示されています。

それに伴って、写真史研究者、写真集コレクターであり、かつ
東京都写真美術館専門調査員である金子隆一学芸員が
ゲストとして参加。「写真週報をどのように読み解くか」について
トークいたします。

また、恵比寿映像祭ディレクターが、アーティストが制作した
作品ではないこの雑誌を、どのような考えのもとに展示したか
について、テーマと絡んで語ります。

『写真週報』第29号(内閣情報部発行)1938/個人蔵

『写真週報』第29号(内閣情報部発行)1938/個人蔵

vol.02 鈴木康広さんによるラウンジトークと「記憶をめくるワークショップ」開催!

ここ数日間で、鈴木康広さんは、自身の日記の
役割を果たしているアイデアノートを恵比寿
ガーデンプレイスセンター広場という公共空間に
置いて、見せるという行為を繰り返してきました。
その行為によって、まさに「公」と「私」の間に、
何か心の変容があったようです。

自身の日記だけでなく、他者の日記も
同じようにめくってもらうことで「記憶をめくる」
という行為を共有出来ないだろうか。

プライベートなものであるけれども、
もうめくる機会の無いもの。
例えば、懐かしい家族の日記、
過去に読んだ本、高校時代に読んだ雑誌など、
今ならめくれるもの、なかなかめくる機会のない本、
ノート、雑誌、アルバムなどを持ち寄って、
めくるという、“記憶をめくるワークショップ”。
「日記をめくる」のではなく「記憶をめくる」ことで、
確実にその人の中に記憶が立ち上がる――

そんなワークショップを開催したいと、
鈴木さん御本人からの提案がありました。
そこで、急遽、鈴木康広さんのラウンジ
トーク開催同日の夜に下記の通り、
「記憶をめくるワークショップ」を行うことと致しました。

屋外でのワークショップになりますので、
参加なさりたい方は温かい格好でご参加
くださいますようお願い致します!

——————————
<開催概要>
——————————

●鈴木康広ラウンジトーク
日時:2月23日(土)13:00~14:30
会場:東京都写真美術館 2Fラウンジ

●記憶をめくるワークショップ
日時:2月23日(土) 19:00~21:00
会場:恵比寿ガーデンプレイスセンター広場

必要なもの:来場者の方ご自身の記憶が詰まった
「本」「ノート」「雑誌」「アルバム」などと
ご持参いただいたものにまつわるエピソード
※左記時間帯で、参加ご希望の方は会場の
係員にお申し付けください。
お待ち頂く方が多い場合には時間指定整理券を
お配り致します。ご了承ください。
※なお、都合により予定を予告なく変更させて
いただく場合がありますのでご了承ください。

日記をめくるという行為がまさに記憶をめくること ~鈴木康広

日記をめくるという行為がまさに記憶をめくること ~鈴木康広

そして、その記憶を皆と共有すること ~鈴木康広

そして、その記憶を皆と共有すること ~鈴木康広

vol.01 オフサイト展示《記憶をめくる人》の鈴木康広さん更に始動!

今回の恵比寿映像祭、オフサイト展示に出品の鈴木康広さん。

パブリック⇄ダイアリーというテーマを出発点に、
鈴木さんがこれまで「アイデアを描きためてきた
ノート」という作家にとって最もプライベートなものを、
恵比寿ガーデンプレイスセンター広場という公共空間に
巨大な映像インスタレーションと出現させる本作。

鈴木さん自身がインスタレーションの一部となって、
自身のノートをめくるパフォーマンスを行ってきました。
そして、そのパフォーマンス最終週である20日(水)からは、
以下の日程で開催します。

<開催概要>
鈴木康広による記憶をめくるパフォーマンス
日時:2月20日(水)~23日(土) 19:00~21:00
2月24日(日)           17:30~18:00
会場:恵比寿ガーデンプレイスセンター広場
※上記時間帯でインターバルを取りながら開催
※なお、天候や都合によりやむを得ず、パフォーマンスが
出来ない場合があります。予めご了承くださいますようお願い致します。

作品の中で、ノートをめくりドローイングを描く鈴木康広さん

作品の中で、ノートをめくりドローイングを描く鈴木康広さん

本日、18日19:15~ 鎌仲ひとみ監督の最新ドキュメンタリー 上映会開催!~地域連携AITより

第5回恵比寿映像祭の地域連携プログラム連携先、
AITにて本日18日、19:15~鎌仲ひとみ監督の
最新ドキュメンタリー「内部被ばくを生き抜く」の上映会を開催いたします。

「公共圏と私的領域の関係を探る」という今年の映像祭
のテーマから、AITさんでは「3.11以後」をキーワードに
本ドキュメンタリーの上映会を行うことを企画してくださいました。

~【AIT NEWS】より

もうすぐ「3.11」から2年が経ちますが、あの震災は終わったのでしょうか。放射能は、あの日、町や県を超え、確実に飛散しました。私たちがふだん目にする映像の多くからは、震災と放射能の影は消えつつあるように見えます。しかしながら、それとともに生きる人の心には、日々の工夫や苦悩、葛藤、喜びが深く刻まれていることでしょう。

今回上映する「内部被ばくを生き抜く」は、「3.11」後に撮られたドキュメンタリーで、私たちはどう「内部被ばく」を理解し、それに対処してゆくべきなのかを、福島県二本松市の住人や放射能汚染地域での臨床経験が豊富な4人の医師に取材したものです。 今、原発事故後の日本で、命を守りながら前向きに生きていきたい 全ての人たちへ。

鎌仲ひとみ監督の最新ドキュメンタリーから、この時代を生きることについて思いを巡らせてみませんか?
ドキュメンタリーを上映した後には、AITスタッフと参加者の皆さんでのディスカッションも予定しています。
皆さんのご参加を心よりお待ちしております。

http://www.a-i-t.net/ja/future_archives/

[ 概要 ]
日時:2月18日(月)19:15-21:15(開場 18:45/上映開始 19:15-)*上映時間80分
*上映後、ディスカッションの時間を設けます。
会場:AITルーム(東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403)
定員:30名(予約制)
入場料:一般:1,200円/AITベースメンバー:1,000円/AITハウスメンバー・サポートメンバー:無料
主催:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
協力:第5回恵比寿映像祭「パブリックダイアリー」(会場:東京都写真美術館)、株式会社グループ現代

[ 鎌仲ひとみ(映画監督) プロフィール ]
早稲田大学卒業後ドキュメンタリー制作の現場へ。
90年初作品「スエチャおじさん」監督、文化庁助成を受けカナダ国立映画制作所へ。
93年からNYにてメディア・アクティビスト活動。95年帰国、フリー映像作家として
テレビ番組、映画を監督。2003年ドキュメンタリー映画「ヒバクシャ―世界の終わりに」
以降、2006年「六ヶ所村ラプソディー」、2010年「ミツバチの羽音と地球の回転」
の3部作で被曝と原発の問題を追う。

鎌仲ひとみ監督

鎌仲ひとみ監督

恵比寿映像祭と地域のパートナー!

恵比寿映像祭は東京都写真美術館の全フロアを
使って、展示や上映を行っています。

そして、さらに恵比寿の文化施設やギャラリー等、
映像表現について共に語らうパートナーと連携していて、
映像祭期間中に「パブリック⇄ダイアリー」のテーマを共有した
企画プログラムを組んでくださっています。
詳しくは、詳細プログラムをご覧ください。

http://www.yebizo.com/#bySection

会場内に設置してある地域マップを片手に
色々な地域連携先も巡ってみてはいかがでしょう。

地域連携 Nadiff a/p/a/r/t  ウィンドウギャラリー展示より

地域連携 Nadiff a/p/a/r/t  KaKuya Ohashi and Dancersウィンドウギャラリー展示より

地域連携 LIBRAIRIE6  横尾忠則展より 展示風景

地域連携 LIBRAIRIE6  横尾忠則展より 展示風景

本日、17日18時~、石田尚志のライヴ・イヴェント開催!

恵比寿映像祭は、2008年に実施したプレ・イヴェント「映像をめぐる7夜」によって
開幕への道を開きました。その記念すべき第1夜に登場した画家・映像作家、
石田尚志を再び恵比寿に迎えてのライヴ・イヴェントを本日開催。

描画・描線という営み、実演と記録、過程と成果、時間、そしてパフォーマンス性。
「日記」というキーワードを伏線に、自身の記してきた描線をたどりつつ、
また新たに派生していくとめどない思考を、映像上映、トークを織り交ぜながら提示します。

場所は、写真美術館お隣のザ・ガーデンルームで開催。
展示室の空間とも異なった演劇空間のような仕立てで
現在まさに立込み中。どんな空間で石田尚志さんの
アブストラクトな映像が生み出されるのか、楽しみです。

当日券チケットは、写真美術館1階受付
カウンターにて発売中です。

協力:多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科、タカ・イシイギャラリー

日時:2013年2月17日(日) 開場17:30 / 開演18:00 [終演19:30予定]
会場:ザ・ガーデンルーム(恵比寿ガーデンプレイス内)
出演:石田尚志

「映像をめぐる7夜:第1夜 反復する壁」(東京都写真美術館、2008年)より  写真:藤澤卓也

「映像をめぐる7夜:第1夜 反復する壁」(東京都写真美術館、2008年)より 写真:藤澤卓也

ライヴ・イヴェント立て込みの様子

ライヴ・イヴェント立て込みの様子

ライヴ・イヴェント、ピアノ調律の様子

ライヴ・イヴェント、ピアノ調律の様子

ライヴ・イヴェント映像調整の様子

ライヴ・イヴェント映像調整の様子

ライヴ・イヴェント 映像調整の様子

ライヴ・イヴェント 映像調整の様子

80年代生まれの日本新進映像作家プログラムを上映します

1980年代後半生まれの新進映像作家の捉えた日常の輝き。
人形アニメーション、実験的フィクション、セルフ・
ドキュメンタリーとそれぞれ異なる手法によって
人生に対する問いを投げかけるフレッシュな3短編を紹介。

《the place named》(小森はるか)は、日常のスケッチと
演劇リハーサル・シーンを融合させています。『今村商店』
(告畑綾)はインタビュー肉声に基づいてアニメーションが
展開されています。『Come Wander With Me』(福崎星良)
では、ビデオ・ダイアリーと大量の映像フッテージ
を縦横無尽に構成しています。

全てのプログラムが作家たちのQ&A付きです。
それぞれの輝きをご覧ください。

○プログラム詳細
http://www.yebizo.com/#pg_screen7

○上映日時
2013.02.11 mon 18:30
2013.02.20 wed 15:00
2013.02.23 sat 11:30

○前売りチケットはこちらから
http://pia.jp/t/yebizo/

小森はるか《the place named》2012/36分/日本語

小森はるか《the place named》2012/36分/日本語

告畑綾《今村商店》2012/5分/日本語

告畑綾《今村商店》2012/5分/日本語

福崎星良《Come Wander With Me》2012/55分/日本語

福崎星良《Come Wander With Me》2012/55分/日本語

ジェイ・サンダース氏来日! 本日10日(日)18:30~、彼が選び抜いた「ソングス・フォー・レント ―実験映像の現在」を上映します

恵比寿映像祭,未分類 — admin @ 11:14 AM

2012年ホイットニー・ビエンナーレでキュレーターをつとめ
ICIインディペンデント・ヴィジョン・キュレトリアル賞2012
を受賞したジェイ・サンダース氏がこのたびの恵比寿映像祭で、
上映プログラマーとして作品選定してくださいました。

ジャック・スミスからマイケル・ロビンソンまで――。
NY発、しなやかに領域を横断する注目の
キュレーター、J・サンダースが選び抜いた映像作品を一挙上映。
本日の上映後には、彼自身が登壇してトークを行います。

アレックス・ハバード《ヒット・ウェイヴ》2012/4分35秒Courtesy Galerie Eva Presenhuber, Zurich

アレックス・ハバード《ヒット・ウェイヴ》2012/4分35秒Courtesy Galerie Eva Presenhuber, Zurich

ソファーに座ってテレビを見るかのように?~クリスチャン・ヤンコフスキー

クリスチャン・ヤンコフスキーは、既存のメディアや
実在するシステムを転用して機知にとんだ作品を多数
発表してきました。

そして恵比寿映像祭の展示室で紹介しているのは、
英国BBCからドキュメンタリー制作を依頼され
ドバイに飛んだヤンコフスキーたちが
目隠しをしたまま撮影や編集を行った《ドバイの瞳》2012。

撮影する人の主観を拘束することによって、
メディアやイメージの世界について
言及しようとするものです。

そしてもう一つの作品は、《人類の行進に涙する》2012。
こちらもラテンアメリカ有数のテレビ局の全面協力を得て
撮影されたものです。

こちらは展示室を出たラウンジスペースでソファーに
座りながら観賞して頂けます。

この作品とこのシチュエーションを照らし合わせて
ここから何か読み取れるか、ぜひご堪能ください。

第5回恵比寿映像祭 展示より クリスチャン・ヤンコフスキー《人類の行進に涙する》2012

第5回恵比寿映像祭 展示より クリスチャン・ヤンコフスキー《人類の行進に涙する》2012

« 前ページへ次ページへ »
Copyright (C) 2008 Tokyo Metropolitan Museum of Photography All Rights Reserved.