恵比寿映像祭は「映像」と一口に言っても、普段映画館上映から
はみだしがちな「表現としての映像」主に扱っています。
第1回から実験映像や科学映画、アート作品としての映像など
紹介する作品は多岐に渡っていました。
第3回となる今年も様々な映像作品を紹介していきますが、
「デイドリーム ビリーバー!!」というテーマから
特にアートアニメーションの多様なあり方を示していきます。
普段これがアニメーションであるという概念を覆すような作品ばかり。
それぞれの作家たちが存在感を示します。
○チェコのアートアニメーション、代名詞的存在 ヤン・シュヴァンクマイエル
○切り絵コラージュのコマ撮りアニメーションの草分け的存在
サンフランシスコのローレンス・ジョーダン
○日本の奇才 ドローイングアニメーションから黒坂圭太
○マンガ界からの越境者 しりあがり寿
○実験的プログラム上映 カキメーションと実写の交差点より
ハリー・スミス/久里洋二/中島興/関口和博/中田周作/相原信洋/田口行弘/BLU
みどころ2/芸術表現としてのアニメーション はコメントを受け付けていません。
ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映された巨匠シュヴァンクマイエル。
そんな彼の5年ぶりの最新作《サバイビング・ライフ -夢は第二の人生-》が
日本初プレミア上映致します。加えて、展示でも制作時の習作ほか資料を展示。
生涯現役のシュルレアリストが夢の断片を見せます。
プレミア上映は、2月19日(土)と2月27日(日)のみ。しかも19日(土)には
来日した彼自身が上映後のアフタートークにお付き合い頂きます。
また地域連携プログラムではチェコセンター(チェコ共和国大使館内)にて
2月22日(火)~展覧会を行います。
http://tokyo.czechcentres.cz/news/exhibition-mon-svankmajer/
くしくも、映像祭のテーマ「デイドリーム ビリーバー!!」と
併せたような「夢」にちなんだ最新作。ヤン・シュヴァンクマイエルファン
ならずとも、彼の新たな境地を見られるのはかなり楽しいはずです!
ちなみにチケットの前売り一般発売は1月15日からです。
詳しくは当サイトをご覧ください。
みどころ1/ヤン・シュヴァンクマイエル祭り!? はコメントを受け付けていません。
新年おめでとうございます。
皆さま健やかに新しい年を迎えまられましたでしょうか。
恵比寿映像祭の今年のテーマは「デイドリーム ビリーバー!!」。
映像は覚めて見る夢のようなものと捉え、映像が見せてくれる
デイドリームの豊かさや奥行きをさまざまに提示致します。
今年は少しバージョンアップして開催致します。
昨年末には展示と上映の最新ラインナップをアップデート致しました。
これからどんどん情報をお知らせしてまいります。
ぜひご期待ください。
第3回恵比寿映像祭のメインビジュアルです
第3回恵比寿映像祭 今年もはじまります! はコメントを受け付けていません。
先日、山口情報芸術センター[YCAM]で行われた「コミュニティシネマ
会議2010 in 山口」に参加してきました。
コミュニティシネマ会議は、基調報告、分科会、プレゼンテーションを
通じて、現在の映画・映像文化に触れ、考えるための貴重な場所で、
配給/興行/製作/研究者など、全国でさまざまな映画事業に関わる方々
が多数集います。
今年のテーマは「“メディア芸術センター”としてのコミュニティ
シネマの可能性」。現在、“メディア芸術”という言葉は、漫画、
メディアアート、アニメーション、ゲーム、そして映画を含む、幅広い
分野を横断的に考えるキーワードになっています。映画事業を中心に
据えての議論としながらも、映像表現や文化が多彩で表現豊かなものと
なるよう、今後の映画現場のあり方について、深いディスカッションが
繰り広げられ、大変意義深い内容でした。
また現在YCAMでは、前回の恵比寿映像祭の出品作家である高谷史朗さん
が、中谷芙二子さんと新作インスタレーション「CLOUD FOREST」を展示して
います。その姿を自在に変形させる中谷さんの霧の彫刻と高谷さんが作り
出す光と音の空間が、YCAMの館内外に広がり、とても幻想的な空間を
見ることができます。
こちらは10月17日まで開催されているので、ぜひご訪問ください!
□ コミュニティシネマセンター
http://jc3.jp/
□ 山口情報芸術センター
http://www.ycam.jp/
コミュニティシネマ会議2010 in 山口に行きました。 はコメントを受け付けていません。
第2回恵比寿映像祭は、本日2月28日をもちまして、10日間の
フェスティバルを終えました。
この映像祭は「アート&オルタナティヴヴィジョンズ」という考え方のもと、
様々なジャンルに捉われず映像というものを見つめてみようと始まっていますが、
実に多くの関係者に方に関わって頂き、担い手の方々との様々な交流の機会が持てました。
そして観客の皆さまからの様々な反応を頂きながら、更に映像祭がどうあるべきか
映像とは何か、アートとは何か、何を感じ、何を伝えようとしているかを
持ち寄り、感じ、語り合ったフェスティバルだったのではないかと考えております。
まだまだ答えは出ませんし、これからも問い続ける映像祭ではありますが、
今後もウェブや年間の写真美術館の活動を通じ、発信してゆきたいと考えています。
足を運んで頂いた皆さま方、ありがとうございました。
皆さま、ありがとうございました
第2回恵比寿映像祭「歌をさがして」は、終了致しました。ありがとうございました。 はコメントを受け付けていません。
恵比寿ガーデンプレイスセンター広場にお目見えの作品については、
以前に御紹介しました。その作品とコラボレーションする形で
ダンスパフォーマンスイベントをこの10日の間に2回実施致します。
先回は、寒空のなか女性2組のダンサーにおける幻想的な空間が広がりました。
パフォーマー:森裕子(Monochrome Circus)/平井優子(dumb type)
サウンドデザイン:古舘健
身体表現と光と影と音と。屋外空間で解き放たれた表現が、より一層印象的です。
そして、明日2月26日(金)19:30-20:00~は最後のダンスパフォーマンスとなります。
お見逃しなく。
■2月26日(金)19:30-20:00/無料
パフォーマー:川口隆夫/白井剛/鈴木ユキオ/森川和弘
サウンドデザイン:真鍋大度
明日、2月26日(金)は、センター広場でダンスパフォーマンス。 はコメントを受け付けていません。
普段は展示室として使用されている東京都写真美術館の地下1階を
ライブパフォーマンス会場に仕立て上げました。
明日は、Dance Company BABY-Qの映像作家やVJ・映像作家rokapenisとして
活動する斉藤洋平の映像を中心としつつ、ダンスなどの身体表現を
取り入れた新作パフォーマンス作品を御紹介いたします。
19:30~20:30の開催。夜の美術館をお楽しみに。
映像・演出:斉藤洋平/rokapenis
ダンス:目黒大路、ケンジル・ビエン、多田汐里
音楽:dill、killer bong、world’s end girlfriend、maruosa
※ なお、生演奏はございません。
音と映像とダンスパフォーマンス。美術館と思えないような空間になりそうです。
明日、2月23日(火)は、美術館でライヴパフォーマンスがあります。 はコメントを受け付けていません。
上映プログラムより御紹介です。
上海の都市としての魅力と、上海が抱える問題を提示するプログラムとして、
いずれも70年代生まれの上海ベースで活躍する映像作家たちによる上映プログラム。
中国現代アートというと、90年代後半からの国際的にアートマーケットで話題になっ
た“中国的”な作品が知られていますが、今回はその下の世代による彼らの生活にもとづいた、
よりリアルな、作品群を紹介致します。
特に、原美術館で個展も開催中の楊福東(ヤン・フードン)の出品作品は2000年に
制作された初期作品のひとつで、現在の楊福東の活躍の原点ともいえる作品になっています。
特に明日、22日には、上映後に上海から新進気鋭の映像作家、梁月(リィアン・ユエ)を招いた
公開トークを行う予定。お楽しみに!
上海派対 シャンハイ・パーティ:中国若手作家特集-梁月(リィアン・ユエ)、
宋涛(ソン・タオ)、楊福東(ヤン・フードン)」
2月22日(月) 19:00~21:00 ※トークイベント付き/梁月(リィアン・ユエ)
2月26日(金) 11:00~13:00
出品作品■梁月(リィアン・ユエ)《愛しの夾竹桃 I love Oleander》2007/22分■
宋涛(ソン・タオ)《フロム・ラスト・センチュリー From Last Century》2004/34
分■梁月(リィアン・ユエ)《まだ宵ながら 明天》2006/35分■楊福東(ヤン・
フードン)《シティ・ライト City Light》2000/7分
楊福東(ヤン・フードン)はじめ、中国若手作家を特集しています。 はコメントを受け付けていません。
2月19日から第2回恵比寿映像祭が開幕致しました。
現在はネット上などでも日々新しい「映像」が生まれていますが、
そもそも「映像」って何だろう?という視点から始まりました。
「映像」はそもそも限定出来るものではありません。
その捉えきれない「映像」について、アートの視点から
様々に見つめてみよう考えのもと企画されています。
アートと映像が行き交う映像のフェスティバル。10日間だけの開催です。
第2回恵比寿映像祭「歌をさがして」開幕です
Yebizoレポート vol.01 恵比寿映像祭開幕! はコメントを受け付けていません。
2階のカフェから大型スクリーンに投影されているカフェプロジェクションですが、
タイムテーブルをお知らせ致します。見たい作品の時間に合わせてお越し頂く場合には、
是非こちらを御確認ください。
[上映作品]
A…………10:20 / 15:00
-NPO法人映画保存協会
《映画の里親》
2010年/サイレント、白黒/5分/日本
《ホームムービーの日》
2010年/サウンド、カラー&白黒/2分/日本
-株式会社IMAGICAウェスト《フィルム復元ワークフローIntroduction》
2008年/サウンド、カラー/6分/日本
-大阪芸術大学玩具映画プロジェクト《おもちゃ映画―アニメと時代劇の玩具映画集》
1928-35年頃/35mmフィルム、サイレント、白黒/47分/日本
B…………11:20 / 16:00
-川瀬慈《ラリベロッチ―終わりなき祝福を生きる》
2007年/サウンド、カラー/30分/日本(撮影地:エチオピア連邦民主共和国)
アムハラ語/日本語字幕付
-《ホレホレ節》
1984年/DVD、サウンド、カラー/37分23秒/ハワイ/英語/1984年放映/
プロデューサー:クリス・コニーベアー、出演:フランクリン王堂、ハリー浦田
C…………12:40 / 17:20
-ダン・グレアム《ロック・マイ・レリジョン》
1982-84年/サウンド、白黒&カラー/55分27秒/アメリカ・スウェーデン
D…………13:40 / 18:20
-ボアダムス《77 BOA DRUM》
2008年/サウンド、カラー/7分77秒/日本/監督:川口潤
-相対性理論+渋谷慶一郎《BLUE》
2010年/サウンド、カラー/4分20秒/日本
-金沢健一《VIBRATILE SHAPE 2005》
2005年/サウンド、カラー/22分/日本
-《デイヴィッド・テュードア バンドネオン!(コンバイン)》
1966年/サウンド、白黒/38分36秒/製作:ビリー・クルーヴァー、ジュリー・マーティン(E.A.T.)/監督:ジュリー・マーティン/(c) E.A.T.
E…………19:40
-牧野貴《Elements of Nothing》
2007年/35mmフィルム、サウンド、カラー/20分/日本/音楽:ジム・オルーク
カフェプロジェクションのタイムテーブル御知らせ はコメントを受け付けていません。