地域連携プログラム 多彩なイヴェント目白押し!

恵比寿映像祭は東京都写真美術館の全フロアを使って、展示や上映を行っていますが、第3回からはさらに写真美術館を飛び出し、恵比寿地域の文化施設やギャラリー等との連携によるプログラムを共催しています。連携先の施設では、今年の映像祭のテーマ「True Colors」を共有した映像表現にまつわる多彩な企画を組んでくださっています!
今週はイヴェントが盛りだくさんですので、その中から一部ご紹介いたします。
詳細は各施設のウェブサイトをご覧ください。

★日仏会館映像と講演 『火刑台上のジャンヌ・ダルク』 
神秘のスペクタクル―ジャンヌ・ダルクと映画渋沢栄一とともに日仏会館を創設し、日仏交流の礎を築いたポール・クローデルによる原作をイタリアの巨匠ロベルト・ロッセリーニが映画化した、日本未公開作品の上映をします。
また、上映後には東京大学教授・野崎歓氏による講演があり、ロッセリーニ映画の魅惑について語ってくださいます。残席が少なくなっているので、電話での申し込み確認をお願い致します。
日時:2014年2月19日(水) 
18:00(17:30 開場) 開会
18:05~19:15 DVD上映『火刑台上のジャンヌ・ダルク』(Jeanne au bucher)1954 / Italy-France / 70min. / couleurs / 日本語字幕付(日本未公開作品)
19:25~20:00 講演(野崎 歓)+Q&A(会場より)
20:00~21:00 懇親会
会場:日仏会館ホール(東京都渋谷区恵比寿3-9-25/03-5424-1141) 
入場一般 1000 円、学生 500円 詳細はこちら

日仏会館90周年記念トーク「グローバリズムにおける写真の可能性」
ゲスト:石内都(写真家)、松平盟子(歌人)
地域連携プログラムの関連トークとして、日仏会館さんの企画により、石内都さんと松平盟子さんが映像祭ラウンジトークに来てくださいます。石内さんの作品と松平さんの言葉をからめたトーク、ぜひお見逃しなく。2014年2月22日(土)13:00~14:30 
東京都写真美術館 2階ラウンジにて入場無料です。

amu「多様性カフェ」
多様性カフェでは、今年の映像祭のテーマ「トゥルー・カラーズ」を踏まえ、日本留学生を中心に、さまざまな国の学生とリアルに国境を超えた「多様性」について語り合います。こちらの定員残りわずかとのことです。お申し込みはamuのHPよりお願いします。
日時:21(金) 19:30?21:00(開場 19:00)
会場:amu(渋谷区恵比寿西1-17-2/03-5725-0145)入場:無料 ※事前に申し込みが必要です。

NADiff a/p/a/r/t蓮沼執太個展「無焦点」
音楽家の蓮沼執太さんが、旅先で収集した映像と音楽を用いたインスタレーション作品を発表します。遠く離れた場所の光景と、過ぎた時間の残像を捉えた映像が、既にここにはない「不在」の存在を明滅させ、音楽と共に空間化していく試み。鑑賞者が自らスタートボタンを押すことで始まる音と映像のインスタレーションを、体験してみませんか?
2月21日(金)には、NADiff a/p/a/r/t にてオープニング・レセプション&トークが行われます。
トーク:藪前知子 (東京都現代美術館 学芸員)、 島貫泰介 (美術ライター/編集者)、蓮沼執太その他、会期中関連イベント多数ありますので詳細はNADiffさんのHPをチェックしてみてください。

蓮沼執太無焦点 NADiff a/p/a/r/t

蓮沼執太無焦点 NADiff a/p/a/r/t

BYOB – Bring Your Own Beamer × AIT
参加作家が自由に映像を持ち寄り、会場内に映し出す一夜限りの実験的なイベント、”BYOB – Bring Your Own Beamer”。今回のイヴェントでは、漫画家や若手の映像作家、VJなどの表現者が映像作品を持ち寄り、AITルームの壁面、天井、窓などに多様な表現を映し出します。それは、さまざまな文化が交差し、共存する社会そのものといえるでしょう。
20:00からのオープンマイクセッションでは、参加作家にインタビュー。映像制作におけるエピソードや作品の背景などを伺います。来日中のローゼンダールさんも会場に駆けつける予定とのことです!入場無料、予約不要なのでぜひお出かけください。
日時: 2014年2月22日(土)19:00-22:00 (開場18:30)  ※20:00よりオープンマイクセッション
会場: AITルーム(渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403)
入場: 無料(ドリンク等は有料)
詳細はこちら

地域連携プログラムについて、詳しくは詳細プログラムをご覧ください。ぜひ写真美術館等に設置しているExhibition Mapを片手に、恵比寿界隈の散策とともにお楽しみください!

ローレンス・ジョーダンとコラージュ(LIBRAIRIE6)

ローレンス・ジョーダンとコラージュ(LIBRAIRIE6)


松原健「REPETITON」(MA2Gallery)

松原健「REPETITON」(MA2Gallery)


有色雑音 -カラードノイズ-(TOKIO OUT of PLACE)

有色雑音 -カラードノイズ-(TOKIO OUT of PLACE)

2月18日(火)のタイムテーブル

残すところ、あと6日となった恵比寿映像祭。

2月18日は、2本の上映とラウンジトークがあります。
《3.11後の生きものの記録》はドイツ人作家ニナ・フィッシャー& マロアン・エル・ザニ
による演劇ワークショップを記録したあいちトリエンナーレで発表された作品のシングルチャンネル版です。
今回、そのテーマとなった黒澤明監督の問題作《生きものの記録》と合わせての上映となります。
本日は作家の二人や、出演者の方々も駆けつけてくれますのでお楽しみに。

ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・ザニ 《3.11後の生きものの記録》

ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・ザニ 《3.11後の生きものの記録》

また、本日はラウンジトークと上映、そしてQ&Aと真利子監督DAYともいえる、1日です。
ももいろクローバーが本人役で出演した映画「NINIFUNI」で知られる真利子哲也監督の
最新作は愛媛の「ひめキュンフルーツ缶」×ゆるキャラ2012グランプリ「バリィ」さんを
大フューチャーした「あすなろ参上!」。ひめキュンフルーツ缶が架空のアイドルグループ
“アスナロA”を演じ、プロデューサーとともに成長する姿を描いた作品です。
『あすなろ参上!』予告編はこちらから。

真利子哲也《あすなろ参上!》©マッドマガジンレコード 徳間ジャパンコミュニケーションズ

真利子哲也《あすなろ参上!》©マッドマガジンレコード 徳間ジャパンコミュニケーションズ

18日(火)のタイムテーブルは…

15:00より1F上映ホールにて、
上映:《生きものの記録》から考える
黒澤明《生きものの記録》+ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・ザニ《3.11後の生きものの記録》

★ ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・ザニ 《3.11後の生きものの記録》2014/29分/日本語(英語字幕付)
★ 黒澤明《生きものの記録》1955/103分/日本語/配給:東宝株式会社/協力:黒澤プロダクション

16:00より2階ラウンジにて、
ラウンジトーク:真利子哲也(映画監督)、森宗厚子(プログラマー)

18:30より1F上映ホールにて、
上映:真利子哲也《あすなろ参上!》
★ 真利子哲也《あすなろ参上!》2013/82分/日本語
【上映後Q&A:真利子哲也監督 × 森宗厚子さん(ゲスト・プログラマー)】

ラウンジトークは、無料。作家の生の声が聞ける貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。

上映については、当日券1.000円。各日10時より1Fホール受付にて販売中です。

おくりもの― 藤幡正樹 Expanded Animation Works

《おくりもの― 藤幡正樹 Expanded Animation Works》は、メディア・アートのパイオニア的な存在である藤幡正樹さんの1970年代から80年代の貴重なアニメーション作品をご紹介する上映プログラムです。
2月15日(土)の上映終了後には、ゲストプログラマーの松井茂さんに加え、
藤幡正樹さんご本人にもご登壇いただき、当時のくわしいお話を聞くことができました。
あと2回の上映がありますので、どうぞお見逃しなく。

2月20日(木)18:30~ 上映終了後レクチャーを予定(松井茂) 
*上映終了後に予定されていた藤幡正樹さんによるレクチャーは、急遽キャンセルとなりました。
代わりにゲスト・プログラマーの松井茂さんにご登壇いただきます。

2月23日(日)15:00~ 上映終了後アーティストトークを予定(藤幡正樹×松井茂×木村智哉)
最終日の上映には、戦後の日本アニメーションを研究されている木村智哉さんを加えてのトークがありますのでどうぞお楽しみに!

真利子哲也監督 参上!

2月15日(土)の上映《あすなろ参上!》Q&Aでは、
真利子哲也監督に最新作《あすなろ参上!》誕生のきっかけや
リアル/フィクションを行き来するような監督の作品のスタイルについて
お話を聞くことができました。

2月18日(火)16:00からは、ゲスト・プログラマーの森宗厚子さんと真利子監督による
ラウンジトークがございます。更に掘り下げたお話が展開されると思いますので、どうぞお楽しみに!
トークにつづき当日2月18日(火)18:30からは、《あすなろ参上!》の2回目の上映及び真利子監督、
森宗さんによるQ&Aがございます。
皆さまのご来場をお待ちしております。

2月16日(日)のタイムテーブル

本日はいよいよワン・ビン監督のジャパンプレミア《収容病棟》を上映します。
昨年度、ヴェネツィア国際映画祭で特別招待作品としてワールド・プレミアされ、大きな衝撃を与えた本作を、
日本で初めて公開いたします。
上映終了後はワン・ビン監督と劇作家、俳優、小説家の戌井昭人さんとのアフタートークもあります。
*好評につき、チケットは完売いたしました。

その他、展示出品作家の下道基行さんのラウンジトークやレクチャー「Fシネマ・プロジェクト―
フィルムから映像の現在を考える」など本日もイヴェント目白押しです。

上映では、宮城県沿岸部の漁村や農村に嫁いだ外国人妻達が震災以降新しい関係性を築いていく、
そのコミュニティを追ったこのドキュメンタリー《身分》、この作品はもちろんつくる過程にも
いろいろな背景やドラマが存在しているのでぜひ上映後にゲストによるQ&Aのある今回、
ぜひご参加ください。白諦監督の来日は残念ながらキャンセルになりましたが、
監督のアーティスト・インタビューはこちら

16日(日)のタイムテーブルは…
11:30より1F上映ホールにて、
上映:スペシャル上映:ワン・ビン(王兵)《収容病棟》 ジャパンプレミア
★ ワン・ビン《収容病棟》2013/227分/中国語(日本語字幕付)
[ゲスト・トーク] 2.16(日)上映終了後 ワン・ビン×戌井昭人

13:00より2階ラウンジにて、
ラウンジトーク:下道基行(展示出品作家)
下道さんの作品は2階展示室にで公開されています。
是非作品をご覧いただきた後のトークへの参加をお勧めします。

18:30より1F上映ホールにて、
上映:3.11以降の新しい関係性《身分》
★ 白諦(バイ・ディ)《身分》2013/106分/日本語
※ 白諦(バイ・デイ)監督の来日が都合によりキャンセルとなりました。
白諦監督に代わり、西田岳史さん(「身分」制作スタッフ)、松原央さん(朝日新聞社)を
お招きしてQ&Aを行います。

19:00より1Fアトリエにて、
レクチャー:「Fシネマ・プロジェクト―フィルムから映像の現在を考える」
フィルムによる将来的な上映環境の在り方について、全国コミュニティシネマ会議の分科会で
立ち上がった「Fシネマ・プロジェクト」の議論を拡張し、具体的なケーススタディとともに、
美術館をはじめとした映画館以外の文化施設が持ちうる役割も含めフィルムの現在を考察する。
ゲスト:
岩崎ゆう子(コミュニティシネマセンター事務局長)
とちぎあきら(東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員)
樋口泰人(映画批評家、boid主宰)
田坂博子(恵比寿映像祭キュレーター)

ラウンジトークは、無料。
来日中の作家のトークが聞ける貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
上映については、当日券1.000円、レクチャーは500円です。
各日10時より1Fホール受付にて販売中です。

2月15日(土) オフサイト展示 公開再開しました!

雪のため公開を見合わせておりました、オフサイト展示を天候の回復にともない再開いたしました。
美術館内の展示・上映、ザ・ガーデンルームにおけるライヴ・イヴェント 恵比寿演舞場~「踊る」とは何か~ は予定どおり実施しています。
皆さまのお越しをお待ちしております。

2月15日(土)のタイムテーブル

昨日は再びの降雪となりましたが、本日開館しております。
足元にお気をつけいただいて、ぜひお運びください。
オフサイト展示は現在休止しています。天候が回復し、公開を再開する場合には
この公式ブログにてお知らせします。
ご確認のうえご来場をいただきますようお願いいたします。

いよいよ、本日はライヴ・イヴェント《恵比寿演舞場》!
日本の踊り、さらに人間はなぜ踊るのかという根源的な問いを
読み解く3部構成のライヴ・イヴェントです。
会場全体が影絵になる巨大影絵空間の出現をお見逃しなく。
詳細はこちら

15日(土)のタイムテーブルは…
11:30より1F上映ホールにて、上映:
3.11以降の新しい関係性《身分》

★ 白諦(バイ・ディ)《身分》2013/106分/日本語
※ 白諦(バイ・デイ)監督の来日が都合によりキャンセルとなりました。
よって、本日のQ&Aは行われません。
16日(日)18:30からの回では、白諦監督に代わり、
西田岳史さん(「身分」制作スタッフ)、松原央さん(朝日新聞社)をお招きしてQ&Aを行います。

15:00より1F上映ホールにて、
上映:おくりもの― 藤幡正樹 Expanded Animation Works
上映終了後には、松井茂氏によるレクチャーがあります。

★《BREAK-FAST》1973/2分23秒
★《LASS》1974/6分37秒
★《彼の大好物》1975/47秒
★《食欲の岸辺》1976/2分37秒
★《北京ダック》1977/ 2分27秒
★《ひとりの象さん》1977/2分44秒
★《えび煎王子》1977/2分19秒
★《食物連鎖》/1979/1分6秒
★《眼のうつわ》1979/3分38秒
★《オクリモノ》1980/2分55秒
★《CUBISM-1》1981/2分5秒
★《Mandala1983》1983/2分52秒
★《念力》1983/4分16秒
★《Electric Shadows》1984/4分23秒
★《弥勒》1984/3分52秒

藤幡正樹《眼のうつわ》1979

藤幡正樹《眼のうつわ》1979

18:00よりザ・ガーデンルーム(恵比寿ガーデンプレイス内)にて、
ライヴ・イヴェント:恵比寿演舞場 ~「踊る」とは何か~
開場17:30 / 開演18:00[終演19:30予定]
出演:川村亘平斎、大石始、AFRA、櫻井響、久保田麻琴、東野祥子、東京鹿踊ほか 
企画監修:清宮陵一
※動きやすい服装でお越しください。

18:30より1F上映ホールにて、上映:真利子哲也《あすなろ参上!》
★ 真利子哲也《あすなろ参上!》2013/82分/日本語
【上映後Q&A:真利子哲也監督】
※森宗厚子さん(ゲスト・プログラマー)のQ&A出演は都合によりキャンセルとなりました。

上映については、当日券1.000円、 ライヴ・イヴェントは、当日券¥2,500です。
各日10:00より1Fホール受付にて販売中です。

上映プログラム 上映後Q&A出演者変更のお知らせ

上映プログラム《あすなろ参上!》について、
2月15日(土)18:30からの回に予定しておりました森宗厚子さん(ゲスト・プログラマー)のQ&A出演が、都合によりキャンセルとなりました。
真利子哲也監督は、告知どおりご登壇の予定です。
2月18日(火)18:30からの回では、真利子哲也監督と森宗厚子さんによるQ&Aを予定どおり行います。

上映プログラム「身分」について、
2月15日(土)11:30から/2月16日(日)18:30からの回に予定しておりました白諦(バイ・デイ)監督のQ&A出演が、都合によりキャンセルとなりました。
2月15日(土)11:30からの回については、Q&A実施自体をキャンセルさせていただきます。
2月16日(日)18:30からの回では、白諦監督に代わり、西田岳史さん(「身分」制作スタッフ)、松原央さん(朝日新聞社)をお招きしてQ&Aを行います。

2月13日(木)のタイムテーブル

本日2月13日(木)は、展示、オフサイト展示に加えて、2つの上映プログラムをお楽しみください。
ひとつは、展示でも出品してるアンリ・サラの、その現在に至る制作の過程を振り返り、故国への眼差しや自伝的要素も含む初期の6作品を上映ホールのスクリーン、音響で鑑賞するプログラム。 ぜひ、展示と合わせてご覧ください。

もうひとつは、アルゼンチンの気鋭の若手監督マティアス・ピニェイロによるブエノスアイレスを舞台に描く若者達の人間模様。19世紀の大統領・作家であるサルミエントのテクストと符号しながら、絡み合う関係と物語、イメージが秘密のゲームへと誘い、独裁政権と自由主義のアルゼンチン近代史をも考察します。 2007年全州映画祭でグランプリを受賞しました。皆様のご来場、お待ちしております。   

13日(木)のタイムテーブルは… 
15:00より1F上映ホールにて、 上映:アンリ・サラ特集-それぞれの色
★《インテルヴィスタ》1998/26分/アルバニア語(日本語字幕付)
★《ノクターン》1999/11分27秒/フランス語(日本語・英語字幕付))
★《何度も何度も》2003/5分26秒
★《ギヴ・ミー・ザ・カラーズ》2003/14分/アルバニア語(日本語・英語字幕付)
★《片言》2004/9分38秒/ウォロフ語(日本語・英語字幕付)
★《長い悲しみ》2005/12分57秒

18:30より1F上映ホールにて、上映:マティアス・ピニェイロ《盗まれた男》
★ マティアス・ピニェイロ《盗まれた男》2007/91分/スペイン語(日本語・英語字幕付) 

上映は、当日券1.000円、各日10時より1Fホール受付にて販売中です。

2月12日(水)のタイムテーブル

開催第5日めとなる本日2月12日は、2本のアメリカを描くドキュメンタリーの上映があります。

ひとつは、1950年代に米国南西部の居留地を離れロサンジェルスに定住したネイティヴ・アメリカンたちを捉えた記録映画《異郷生活者たち》。1961年ヴェネツィア国際映画祭で初上映された後は上映機会が限られ、伝説的存在でしたが、2006年に復元版が制作され今回日本初公開となります。

もうひとつは《グーグルと知的財産》。
Googleの無料電子書籍化サービス“グーグル・ブックス”によってもたらされた、著作権をめぐる大騒動を追ったドキュメンタリーです。なかなか見ることのできないアメリカの図書館や知識人のインタビューにも注目です。

3階、2階、地下1階展示室における作品展示は、会期中無料でご観覧いただけます。週末や会期終了前は混雑が予想されますので、映像作品にゆっくりと対峙して鑑賞いただくには、平日がオススメです!
会期中は20:00までの開館しておりますので、お仕事帰りにもぜひお立ち寄りください。お待ちしております。(オフサイト展示は20:30まで)  

12日(水)のタイムテーブルは…  
15:00より1F上映ホールにて、 上映:知られざるストリート・エスノグラフィー《異郷生活者たち》
★ ケント・マッケンジー《異郷生活者たち》1961/72分/英語(日本語字幕付)

18:30より1F上映ホールにて、 上映:電子書籍化の波紋《グーグルと知的財産》
★ ベン・ルイス《グーグルと知的財産》2012/89分/英語(日本語字幕付)

上映は、当日券1.000円、各日10時より1Fホール受付にて販売中です。

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