「越後妻有アートトリエンナーレ2009」に行ってきました!
先週末、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009」に行ってきました。
2000年に始まり、今年で4回目を迎えるこのトリエンナーレは、新潟県の十日町市、
津南町を中心とした広大なエリアに約200点の作品を点在させるというアートイベントです。
世界中で開催されている多くのビエンナーレ、トリエンナーレと
呼ばれる大規模な国際展が都市を舞台に実施されているのに対して、
「大地の芸術祭」は山間部や農村部など
人口減少や経済格差の問題を抱える地域で行われています。
毎回多くの国際的なアーティストが参加するこの「大地の芸術祭」ですが、
今回はジャネット・カーディフ&ジョージ・ビュレス・ミラーが出品しています。
前回の恵比寿映像祭での大規模なインスタレーション「ベルリン・ファイルズ」や
同時期にメゾン・エルメスで展示された「40パート・モテット」の記憶も新しい
彼らの新作「ストーム・ルーム」が、十日町エリアの一軒家で見ることができます。
私が訪れた日は朝から雨が降ったり止んだりの天候だったこともあり、
作品がより効果的に体験できたように思います。
周りで見ていた人たちのリアクションも良かったですね。
会場に使われている家はもともと歯科医院だったということで、
その当時の床や壁、備品の一部などが残っていていろいろと想像をかき立ててくれます。
とても人気のある作品のようで人が多く、
全体像がわかる写真撮影が出来ませんでしたが
この作品は実際に体験してこその作品だと思います。
「大地の芸術」はまだまだ開催中ですので、ぜひ訪問してみてください!
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