山形国際ドキュメンタリー映画祭2009より
第1回恵比寿映像祭のリンク上映プログラム、9時間長編ドキュメンタリー
《鉄西区》でご協力をいただいた、山形国際ドキュメンタリー映画祭
(YIDFF)に行ってきました。
1989年から2年に1回開催されてきたYIDFFも、今年で20年目。地元の根強い
声援のみならず、全国各地から映画を愛する人々がたくさん集まり、
8日間で122作品が上映され、たくさんのイヴェントやシンポジウムも
開催されました。
ネットワーク企画では、第1回恵比寿映像祭のトークイヴェントでご参加頂いた
松本俊夫さん監修によるオムニバス映画のイヴェントが行われました。
オムニバス映画には、昨年のイマジネーション展の参加作家、狩野志歩さん
の新作もあります。
オムニバス映画「見るということ」上映とシンポジウム
10月13日(火)18:30(佐野画廊プレゼンツ/松本俊夫監修/
参加作家:加藤到、大木裕之、前田真二郎、奥野邦利、狩野志歩、稲垣佳奈子)
6人の映像作家が、「見る」をテーマに取り組んだ作品群。
文字通りの「見るということ」から、「見えないこととは?」「どのように観客
に見せるのか?」といったことに至るまで、アートフィルム、実験映像を
再考する上でも、新鮮な議論となったのではないでしょうか。
この企画は、現在出版を予定中とのことで、発売が楽しみです。
山形は各上映会後のアーティスト・トークも充実していて、会場を交えた白熱し
た議論、いろいろな山形マジックを体験することができます。
まだいらしたことのない方は、ぜひ2年後の開催に訪問してみてください。
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