3/8 sun / 11:00[上映]共鳴する視線ーブラジル実験映画

恵比寿映像祭,未分類 — admin @ 4:03 PM


マリオ・ペイショット《限界》 1931
協力:シネマテカ・ブラジレイラ Thanks to: Cinemateca Brasileira

[上映]共鳴する視線ーブラジル実験映画

日時:3/8 sun 11:00〜
会場:日仏会館ホール

ブラジル初の実験映画となるマリオ・ペイショットの《限界》はアクションやカット、カメラワークに至るまで、作家の独自の視点で描かれています。一見ラブロマンス、サスペンスの香り漂っていますが、人の抱く欲望と壮大な風景とが交差していくなかで、自然の摂理の中で生きる人間の運命を映し出していきます。
2010年にワールド・シネマ基金によって復元された映像をぜひご堪能ください。

http://www.yebizo.com/#pg_franco-japonaise-hall-screen4

3/6(金)Yebizo ラウンドテーブル:メディアアートとしてのハッキングのこれから

Yebizo ラウンドテーブル:
メディアアートとしてのハッキングのこれから

3/6( 金 Fri.)15:00 – 17:30
会場:ザ・ガーデンルーム
ゲスト:真鍋大度(アーティスト、プログラマー)/
石橋素(アーティスト、エンジニア)/
福原志保(アーティスト、バイオ・デザイナー、BCL)/
徳井直生(Qosmo代表取締役、工学博士)

3/6 15:00からザ・ガーデンホールで開催するこのイベントはメディアアーティストとして世界的に活躍する一方、Perfumeの演出なども手掛ける真鍋大度氏と、長年幾多のプロジェクトを同氏と手掛けてきた石橋素氏、ゲオルグ・トレメル氏とともにBCLというバイオアートのユニットとして活動する福原志保氏、プログラミングとサウンドデザインの知見からクリエーションを行うQosmo Incの代表 徳井直生氏が出演し、表現とテクノロジーのこれからについてパネル・ディスカッションを行います。

2045年にビックデータをもとに思考する人工知能によるシンギュラリティ(技術的特異点)を迎え、これまで想像出来ない未来に向かうと言われる昨今。既に、専門知識を持たない人々にとって技術的背景を理解することの難しいブラックボックスが拡大しています。そうした状況の中で、視覚的、体験的なエンターテインメントを生み出すものとしてだけではなく、これから来る未来を想像し、示唆的な表現を行う場として、メディアアート、あるいはテクノロジーを扱うクリエイターとして何をするべきかを議論してゆきます。

人工知能、遺伝子操作など、今注目すべきトピックを挙げながらこれからのテクノロジーと表現の関係について考えていきましょう。

http://www.yebizo.com/#pg_event5


[参考図版]BCL《Common Flowers / White Out》

[シンポジウム]映像と着色――記憶のタイムマシーン


[シンポジウム]映像と着色――記憶のタイムマシーン

日時:平成27年3月5日(木) 18:30~20:30
パネリスト:岩田真治(NHK制作局第1制作センター チーフ・ディレクター)/ルイ・ヴォードビル(「Apocalypse(黙示録)」プロデューサー)/吉見俊哉(社会学者、東京大学大学院情報学環教授)
司会: 池村俊郎(日仏会館 文化事業委員会、帝京大学経済学部教授)
モデレーター: 田坂博子(恵比寿映像祭キュレーター)
※日仏同時通訳付
[日仏会館共催企画]

本日19:00からは日仏会館ホールにてシンポジウム[映像と着色――記憶のタイムマシーン]を開催します。
日仏会館との共催企画であるこのシンポジウムでは映像アーカイヴについて考えます。

近年、最新のデジタル画像処理技術によって白黒映像をカラー化する試みが、ヨーロッパを中心に盛んに行われてきている。NHKがフランスの制作会社と共同で取り組んだプロジェクトの事例を紹介し、「映像の着色化」から見える、映像アーカイヴの今日的役割を検証する。

詳細はこちら
http://www.yebizo.com/#pg_symposium1

3/5(木)プログラム

恵比寿映像祭,未分類 — yebizo @ 3:12 PM

3/5(木)のプログラム

フェスティヴァルも終盤にさしかかってきた本日は13:00〜ザ・ガーデンホールを巡るガイドツアー、日仏会館ホールでは15:00〜上映[共鳴する視線――ブラジル実験映画]、19:00〜シンポジウム[映像と着色―記憶のタイムマシーン]では映像アーカイヴについて考えます。本日、最終日を迎えるスペシャル上映:爆音SF[35mm]ではあの名作《AKIRA》を上映。
ご来場、お待ちしております。

【スケジュール】
★ザ・ガーデンホール

13:00〜[ガイドツアー]
メイン会場を巡る!ガイドツアー

★日仏会館ホール

15:00〜[上映]
共鳴する視線――ブラジル実験映画
http://www.yebizo.com/#pg_franco-japonaise-hall-screen4


マリオ・ペイショット《限界》 1931
協力:シネマテカ・ブラジレイラ

18:30〜[シンポジウム]
映像と着色―― 記憶のタイムマシーン
http://www.yebizo.com/#pg_symposium1


NHKスペシャル「カラーでよみがえる東京 不死鳥都市の100年」HPより

★ザ・ガーデンルーム
17:00〜[イヴェント]
スペシャル上映: 爆音SF[35mm]《AKIRA》
http://www.yebizo.com/#pg_event3

【緊急決定!トーク開催】映画評論家・大久保賢一氏(3/5 15:00〜上映終了後)

【緊急決定!】映画評論家・大久保賢一氏をお迎えしてのトーク!

3/5、15:00〜の上映プログラム「共鳴する視線――ブラジル実験映画」の上映後、映画評論家の大久保賢一氏をお迎えしてのトークの開催が決定しました。世界各国のインディペンデントフィルム、実験映像に造詣が深い大久保氏にブラジル初の実験映画である本作についてお伺いします。お楽しみに!

[大久保賢一氏プロフィール]
1975年に原正孝、後藤和夫、小林竜雄と雑誌「NEW CINEMA EXPRESS」を刊行、大林宣彦、大森一樹、高嶺剛、長崎俊一などのインディペンデント作品を毎週上映。70年代から80年代にかけての日本映画の大変動に立ち会う。80年代後半からロッテルダム、ウィーン、香港、仏クレルモン・フェラン、ブリスベーン、オーバーハウゼン、フランクフルトNIPPON CONNECTION、カンヌetc.の映画祭などにプレス、審査員、プログラム持ち込みで参加。93年開局のJ-WAVEでDJ。多摩美上野毛、東京造形大、東北芸工大で教える。上野毛では塚本晋也、青山真治と組んで制作授業も担当し、”たまふぃるむ”として上映。国際映画批評家連盟(FIPRESCI) メンバー。コミュニティシネマセンター理事として映画配給に関わる。

フェスティヴァル・ガイドツアー

3/2をのぞく毎日、ガイドツアーを開催しています。
ナビゲーターは地域連携プログラムでも参加しているNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ [AIT/エイト]のみなさんです。

[ホンマタカシのヴィデオ・インスタレーションを観る! ガイドツアー]

2/27〜3/1は日仏会館ホールで展示中のホンマタカシ《最初にカケスがやってくる》を中心にブラジル注目の若手アーティスト、クララ・イアンニの《Free Form》を鑑賞。

[メイン会場を巡る! ガイドツアー]

3/3(火)〜3/5(木)は展示会場ザ・ガーデンホールをツアー。
各日、キュレーターの解説も交えながら、見どころをたっぷりとご紹介しています。

[3/5以降のガイドツアー]

メイン会場を巡る! ガイドツアー
●会場:ザ・ガーデンホール
大スクリーンで上映するスクリーン展示をはじめ、インスタレーションなど見どころ のつまった展示会場のザ・ガーデンホールを巡ります。「惑星で会いましょう」の テーマのもと構成する映像祭を、わかりやすく紐解きます。テーマと作品のつなが りや、それをよりよく見せる展示の作り込み方までご紹介します。
3/5(木)13:00 – 14:00

交差する時間と空間~瀬田なつきの「《5windows》恵比寿特別編」を巡る!ガイドツアー
●会場:ザ・ガーデンホール受付(集合)→恵比寿ガーデンプレイスタワーホワイエ→センター広場
屋外に点在する短編映画《5windows》を恵比寿の街で制作する新作とともに読み解きます。恵比寿ガーデンプレイスのさまざまな場と響き合うかのように展示された7つの物語が重なり合い、ひとつの大きなストーリーを紡ぎ出す実験的な作品です。ツアーでは展示場所7カ所のうち、3カ所を巡ります。
3/6(金)10:30 – 11:30
3/7(土)10:30 – 11:30
3/8(日)10:30 – 11:30

参加無料/定員15名(先着順)

[参加方法]
・当日10時からザ・ガーデンホール受付にて、整理券配布。
・開始時間の5分前までに、ザ・ガーデンホールの受付前に集合してください。
※集合時間に遅れた場合も、そのまま進行致しますので、予めご了承ください。
※終了時は、その場所で解散いたします。
※本ツアーは日本語のみになります。

2/28(土)[ラウンジトーク]佐々木友輔

2/28(土)[ラウンジトーク]佐々木友輔

展示出品作家、佐々木友輔のラウンジトークでは、今回の出品作品〈Asphalt + Camera-Eye Myth The Ride〉と〈Asphalt + Camera-Eye Myth The Code〉の背景を説明していただきました。
私たちには見慣れた郊外の風景をモチーフに、2000年代後半以降、映画を制作しています。また書籍や論文の執筆、ウェブ連載など様々な媒体で、同じテーマを追求しています。

今回の映像祭テーマ「惑星で会いましょう」という言葉には、私たちのいる「ここ」の見方を変えてみよう、という意味が込められています。佐々木は、まさに私たちが日ごろ「郊外」の「風景」と呼んでいるイメージを問い続けています。
今回は3時間の映画として上映された《Asphalt》と、ウェブ連載プロジェクト《Camera-Eye Myth》を、再構成して展示しています。


佐々木友輔《土瀝青 asphalt》2013[参考図版]

作品は、3月8日(日)までザ・ガーデンホールでご覧いただけます。
ぜひお運びください!

English Information:Yusuke SASAKI

Yusuke Sasaki describes his art practice as ‘thinking with film,’ and in this context, his camera is a kind of additional limb. Whether juddering along as he rides his bicycle or sweeping through neighborhoods on a train ride, his camera moves with him, and commits journeys to film like we log memories in our minds.
Sasaki is interested in fukeiron, a movement in Japanese cinema dating from the late sixties, whose name has been translated as ‘landscape theory.’ This movement could be described as a form of political, cinematic psychogeography. Radical spoken soundtracks are often set to shots of everyday landscapes and urban sprawl. One of the movement’s most famous filmmakers and activists, Masao Adachi, described this approach as a filmic interrogation of the landscape, made in order to reveal structures of power and social oppression latent within everyday life. Adachi’s political and formally experimental soundtracks contrast the seemingly dull, rolling shots taken from car and train windows. This kind of juxtaposition and context run throughout Sasaki’s work, currently on show on the 3rd floor of the Garden Hall.


Asphalt, 2013 / Digital video[Reference Image]

Asphalt + Camera-Eye Myth – The Ride (2015) is a video installation in which six wall-mounted screens display a moving landscape shot from a car or train or bicycle (juddering, rolling, sweeping along) in Ibaraki prefecture. We see roadside cafes, housing blocks, vacant lots, and supermarkets. Each screen has a different rhythm, depending on the mode of transport taken. But while different, each shares a temporal space: the screens move together through the four seasons and from morning until dark. Over these shots is broadcast a woman’s voice, very softly reading from a 1910 novel called The Soil, by Takashi Nagatsuka. The novel portrays rural peasant life in Japan during the Meiji era, therefore contrasting the modern asphalt world we see on screen. The losses and gains incurred by modernization seem to play out somewhere in between the words we hear and the scenes we see. Somewhere, perhaps, in the quaking movements of the camera.
A companion piece to this film bears a similar title, Asphalt + Camera-Eye Myth – The Code (2015), and is positioned in the light-filled lobby adjacent to the film installation. This piece comprises three short films available to watch on i-Pads, alongside Sasaki’s own books. Adhered to the floor-length windows near the books and i-Pads, and overlooking the road outside, are several text pieces in Japanese and English. The road outside is a perfect backdrop for their celebration of transport and movement. They provide the ‘code’ for understanding Sasaki’s practice, referring to ‘cycle cinematography,’ ‘traveling shots,’ and the various cinematic rhythms and scales that coincide with those felt when traveling. As visitors move along the window texts, their own motions walking, and the flowing traffic outside, seem to reconstruct what we have just seen on film, activating it in a new context – this week, in Ebisu.

2/27オープニング・アクト[Radiologic]久野ギルwithKEN ISHII

[Radiologic]久野ギルwithKEN ISHII

劇的なほどに短い施工期間を乗り越え、その熱量を残したままスタートした恵比寿映像祭初日、久野ギルさんによる《Radiologic》をテクノ・アーティストKEN ISHIIさんをゲスト・ミキサーに迎え、恵比寿ガーデンホール内特設ステージで開催しました。十数台のラジオの音声やノイズを拾い、リアルタイムにミキシングする《Radiologic》はこれまで、世界各地でプレイされて来ましたが、その時その場所でしか聞くことの出来ないラジオを素材にしているため、「今ここ」でしか聞けないライブとなりました。

ライブ序盤、作品の構造を伝えるようにラジオから聞こえてくる、人の声、ニュース、ラジオノイズが入り交じり、電波帯という見えない領域に流れる音声が交差するさまを見せる新鮮な音響体験で、非常にコンセプチャルなかっこよさでスタート。次第に、音響音楽やノイズミュージックのようにストイックな音に変化しつつ、最後はKEN ISHIIさんのカラーが存分に出たビートを効かせたプレイへと向かう美しい展開!コンセプチャルでありながらグルーヴを生み出し、ライブ会場が昂揚感に包まれる、素晴らしいライブとなりました!

展示会場では久野ギルさんの《Haze》が引き続き展示されています。同会場では、次の土曜日に堀尾寛太さんのライブを予定していますし、まだまだ盛りだくさんの恵比寿映像祭、ぜひぜひ、お越し下さい!

3/4(水)プログラム

本日のプログラム

6日目を迎える本日は13:00〜ザ・ガーデンホールを巡るガイドツアー、13:45〜地域連携プログラムより伊東建築塾で開催中の《Inside Architecture》より作家の石山友美さん、建築キュレーターの太田佳代子さんをお迎えしてのラウンジトークを、日仏会館ホールでは15:00〜三宅唱《無言日記》と18:30〜《光の新機軸−日本若手作家特集》の現代若手作家による作品をお贈りします。明日までのスペシャル上映:爆音SF[35mm]ではSF映画の秀作《ダークスター》が登場。
ご来場、お待ちしております。

【スケジュール】
★ザ・ガーデンホール

13:00〜[ガイドツアー]
メイン会場を巡る!ガイドツアー

13:45〜[ラウンジトーク]
地域連携プログラム:伊東建築塾「 《Inside Architecture》をめぐって―建築の「今」のための旅」
http://www.yebizo.com/#pg_talk5

★日仏会館ホール

15:00〜[上映]
三宅唱《無言日記/201466》――どこの誰のものでもない映画
http://www.yebizo.com/#pg_franco-japonaise-hall-screen5


三宅唱《無言日記/201466》2014

18:30〜[上映]
光の新機軸――日本若手作家特集
http://www.yebizo.com/#pg_franco-japonaise-hall-screen7


シニギワ+加藤直輝《Roadside Picnic》 2013

★ザ・ガーデンルーム
17:00〜[イヴェント]
スペシャル上映: 爆音SF[35mm]《ダークスター》
http://www.yebizo.com/#pg_event2


《ダークスター》1974(監督:ジョン・カーペンター)/83分/英語(日本語字幕付)/提供:是空/協力:メダリオンメディア
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