2月16日(日)のタイムテーブル
本日はいよいよワン・ビン監督のジャパンプレミア《収容病棟》を上映します。
昨年度、ヴェネツィア国際映画祭で特別招待作品としてワールド・プレミアされ、大きな衝撃を与えた本作を、
日本で初めて公開いたします。
上映終了後はワン・ビン監督と劇作家、俳優、小説家の戌井昭人さんとのアフタートークもあります。
*好評につき、チケットは完売いたしました。
その他、展示出品作家の下道基行さんのラウンジトークやレクチャー「Fシネマ・プロジェクト―
フィルムから映像の現在を考える」など本日もイヴェント目白押しです。
上映では、宮城県沿岸部の漁村や農村に嫁いだ外国人妻達が震災以降新しい関係性を築いていく、
そのコミュニティを追ったこのドキュメンタリー《身分》、この作品はもちろんつくる過程にも
いろいろな背景やドラマが存在しているのでぜひ上映後にゲストによるQ&Aのある今回、
ぜひご参加ください。白諦監督の来日は残念ながらキャンセルになりましたが、
監督のアーティスト・インタビューはこちら。
16日(日)のタイムテーブルは…
11:30より1F上映ホールにて、
上映:スペシャル上映:ワン・ビン(王兵)《収容病棟》 ジャパンプレミア
★ ワン・ビン《収容病棟》2013/227分/中国語(日本語字幕付)
[ゲスト・トーク] 2.16(日)上映終了後 ワン・ビン×戌井昭人
13:00より2階ラウンジにて、
ラウンジトーク:下道基行(展示出品作家)
下道さんの作品は2階展示室にで公開されています。
是非作品をご覧いただきた後のトークへの参加をお勧めします。
18:30より1F上映ホールにて、
上映:3.11以降の新しい関係性《身分》
★ 白諦(バイ・ディ)《身分》2013/106分/日本語
※ 白諦(バイ・デイ)監督の来日が都合によりキャンセルとなりました。
白諦監督に代わり、西田岳史さん(「身分」制作スタッフ)、松原央さん(朝日新聞社)を
お招きしてQ&Aを行います。
19:00より1Fアトリエにて、
レクチャー:「Fシネマ・プロジェクト―フィルムから映像の現在を考える」
フィルムによる将来的な上映環境の在り方について、全国コミュニティシネマ会議の分科会で
立ち上がった「Fシネマ・プロジェクト」の議論を拡張し、具体的なケーススタディとともに、
美術館をはじめとした映画館以外の文化施設が持ちうる役割も含めフィルムの現在を考察する。
ゲスト:
岩崎ゆう子(コミュニティシネマセンター事務局長)
とちぎあきら(東京国立近代美術館フィルムセンター主任研究員)
樋口泰人(映画批評家、boid主宰)
田坂博子(恵比寿映像祭キュレーター)
ラウンジトークは、無料。
来日中の作家のトークが聞ける貴重な機会ですので、ぜひご参加ください。
上映については、当日券1.000円、レクチャーは500円です。
各日10時より1Fホール受付にて販売中です。