3/7 sat [ホールライヴ]堀尾寛太のDIYな小宇宙&ソロ・ライヴ


《電気と光の紐付け》2014[参考図版]
Courtesy of Aomori Contempoorary Art Centre [ACAC]
Photo: Kuniya Oyamada

堀尾寛太のDIYな小宇宙~ソロ・ライヴも開催

ザ・ガーデンホールの空間で、ひときわ天井の高さを生かした展示をしているのが、堀尾寛太の《電気と光の紐付け》。壁いっぱいのプロジェクションに映し出されるのは、さまざまな雑貨や日用品を用いたデバイスとともに天井から吊り下げられた小型ヴィデオカメラのとらえた視点です。周回したり上下したりを繰り返すその動きが描き出す景色は、ゆっくりと航行する宇宙船からみる世界のようです。一見無造作なようでいて、すべての機構が相互に連関し、微細な環境の変化と偶然性をもとりこみながら、細やかな調整と絶妙なバランスにより成り立っている作品です。
3月7日(土)には、ホールライヴ後半戦として堀尾寛太によるソロライヴが、ホール内で行われます。様々な手製のデバイスによる光と音のスリリングなライヴにご期待ください。

[profile]
1978年広島県生まれ、東京都在住。九州芸術工科大学(現・九州大学芸術工学部)にて音響とコンピューター音楽を学ぶ。音、光、運動、位置などさまざまなエネルギーを相互に変換する装置を用いたライヴ・パフォーマンスや展示を国内外で発表。また、エンジニアとして展示やイヴェント、プロトタイピングのための電子デバイスなどの制作も手掛ける。

[堀尾寛太ライヴ]
ザ・ガーデンホール 3F 展示室プロジェクションエリア
2015.03.07 sat 17:30
http://www.yebizo.com/#pg_ex5

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