☆2月15日(月)プログラム☆
☆2月15日(月)プログラム☆
本映像祭は、英語でAlternative Visionsと銘打っているように、映像作品に限らず、様々な表現が集められています。これは、香りや音、インスタレーションから頭に浮かんでくる像も映像としてとらえているからです。第8回恵比寿映像祭では、「音」「虫」「影」を取り入れた展示が子供たちにも大人気です。
【上映/恵比寿ガーデンシネマ】
11:30~
80年代Videobrasil傑作選
1983年よりグローバルサウスのヴィデオ作品を中心にコレクションし、フェスティヴァル、巡回展、セミナーやワークショップ等も開催しているVideobrasilからのプログラム。 若い世代が台頭し活躍した80年代の代表的な作品を上映。
★TV Viva(クラウジオ・バホーゾ、クラウジオ・フェハリオ、エドゥアルド・オーメン)《ダメ・アミーゴ》1985/11分40秒/ポルトガル語(英語・日本語字幕付)
★ジェラウド・アニャイア・メロ、ルシラ・メイレレス《ピヴェッチ》1987/5分40秒/ポルトガル語(英語・日本語字幕付)
★オリャール・エレトローニコ(マルセロ・マシャード、フェルナンド・メイレレス、パウロ・モレリ、ヘナト・バルビエリ)《あなたの家のもうひとつの場所》1985/19分/ポルトガル語(英語・日本語字幕付)
★ペドロ・ヴィエイラ《神々の衝突》1988/21分19秒/ポルトガル語(英語・日本語字幕付)
★エデー・サントス《嘘と屈辱》1988/3分54秒/ポルトガル語(英語・日本語字幕付)
★ハファエウ・フランサ《再会》1984/7分/英語(日本語字幕付)
★サンドラ・コグ、 ホベルト・ベルリネ《カーチア・フラーヴィア、イラジャーのゴジヴァ》 1987/4分/ポルトガル語(英語・日本語字幕付)
http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen12
15:00~
躍動するアジア-DigiCon6 ASIA
2000年にスタートしたTBS主催によるアジア最大規模のショートフィルム映像祭Digicon6 ASIAからの特別プログラム。将来アジアの映像界を担うであろう、荒削りだが原石の輝きを放つアジア8カ国の才能を紹介する。
★幸洋子《ズドラーストヴィチェ!》2015/5分38秒/日本語(英語字幕付)
★マリエ・トウ、 テッド・キキ、ミッシェル・ウォン《ザ・ボーイ・イン・ザ・ホエールスーツ》2014/8分26秒
★ツリーハウススタジオ(レイ・ウォン、オスカー・シェイ)《香港ステーション》2013/3分3秒
★シッパラッド・クロングラクサ《ザ・フォスター・ペーパー》2015/4分12秒
★頃安祐良《もここの初恋》2014/6分/日本語
★フィルマン・ウィスマラ《プレット》2014/3分33秒/英語(日本語字幕付)
★水越清貴《故障中》2015/2分15秒
★ポウチョウチ《レスキュー》2014/6分
★シェ・ツンリン《ライフスマートフォン》2015/2分48秒
★シューレス・エリオット《魚売りの女》2015/14分52秒
★木畠彩矢香《息ができない》2015/9分35秒
★ウー・キョンミン《ジョニーエクスプレス》2014/5分20秒
上映後Q&A
山田亜紀
東京生まれ、在住。TBS(東京放送)入社後、ドラマ部門に配属、3年後にディレクターデビュー。その後2時間ドラマ、バラエティ番組、ネイチャードキュメンタリー、音楽番組、 ショートアニメーションなど、様々な作品の制作に関わる。その他、ふたり芝居やイベントの演出も手がける。2014年からTBS主催DigiCon6 ASIAのフェスティバル・ディレクターに就任。
塩田周三
ドリーム・ピクチュアズ・スタジオ立ち上げに参画後、1999年ポリゴン・ピクチュアズ入社。2003年代表取締役に就任し、海外マーケット開拓に注力。一方でプリ・アルスエレクトロニカ、SIGGRAPHなどの審査員を歴任、また2012年に「トランスフォーマープライム」のエグゼクティブプロデューサーとしてデイタイム・クリエイティブ・アーツ・エミー賞を受賞。
http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen11
18:30~
ジル・クレマン・ドキュメンタリー《動いている庭》ワールドプレミア
ジル・クレマン氏の提唱する概念「動いている庭」を題材にしつつ、できるだけ合わせるようにして、なるべく逆らうことをしないで、クレマン氏と彼の庭が語りかけるものを詩的なナレーションと記録映像のモタージュによって切り取ったドキュメンタリー映像作品。
澤崎賢一 《動いている庭》 2016/80分(予定)/英語・フランス語・日本語 (日本語字幕付)
企画制作:エマニュエル・マレス 、 監修・アドヴァイザー:山内朋樹
上映後Q&A
澤崎賢一
1978年生まれ。アーティスト/映像作家。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー卒業。映像メディアの特性を生かし、他者あるいは出来事にできるだけ寄り添うことによって、一つの体験を俯瞰的/歴史的であり同時に私的/詩的にも感じられる世界として現わすことを目指している。今回《動いている庭》で初の長編ドキュメンタリー映画を制作。近年の主な展覧会に、個展「Linguistic Montage」(MAXXX – Project Space、シエール、スイス)など。
エマニュエル・マレス
1978年生まれ。工学博士。専門は日本建築・日本庭園史。主な著書に『縁側から庭へーフランスからの京都回顧録』(あいり出版、2014年)。2015年2月に開催された「ジル・クレマン連続講演会」を企画するなど、日仏の庭園文化の交流に尽力している。
http://www.yebizo.com/#pg_gardencinema-screen2