ラウンジトーク、美術館における映像の収蔵…

美術館における作品収蔵は、近年まで絵画や造形など
物質(物体)としてのものが多く、その収蔵方法も
温度や湿度など様々な条件をチェックしながら、
厳重にかつ慎重に収蔵をしてきました。
当館(東京都写真美術館)でも写真収蔵など、
日々行われていることです。

本日ラウンジトークで繰り広げたトークは
美術館における「映像」収蔵や展示などについてです。
チューリヒのキュレーターを招いて議論を致しました。

映像はメディアを介して実現出来るものでありますが、
そのメディアは、年々進歩する為、作品制作を行っても
そのメディアそのものの形式や反映する機材の状況によって、
収蔵の期限や展示に大きく影響します。

その数々の問題点や今後における必要な視点について、
熱く語りあいました。国が異なっても抱える状況は
近しいものが多く、様々に意見交換致が出来意義深い
内容となりました。

 

ミリアム・ヴァラディニス(チューリヒ美術館キュレーター)

ミリアム・ヴァラディニス(チューリヒ美術館キュレーター)

 

恵比寿映像祭ディレクター 岡村恵子

恵比寿映像祭ディレクター 岡村恵子

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