今年のみどころ3:音から映像を考える
二つめの各論は、「映像と音」という主題です。
映像を体験するうえで、聴覚は重要な役割を果たします。
また映画は、ともに時間をともなう芸術として、しばしば音楽になぞらえて論議されてきました。
展示作品のなかに音響効果が重要な役割を果たす作品が
複数含まれるのはもちろんのこと、上映プログラムでは、
音楽家・ジム・オルークをゲスト・プログラマーに迎え、
独特の観点から選ばれた実験映画特集をお届けするとともに、
オルーク氏のライヴ演奏で無声映画の名作を観る至福の
スペシャル・ライヴ&上映プログラムが実現!
そのほかにも、青山真治監督による音楽評論家・
間章を追った長編ドキュメンタリー《AA》の上映と
「音楽と映像の交差点」と題した関連シンポジウムの開催、
文字通り「音をいかに見るか」をテーマにさまざまなアーティスト
が集うライヴ・イヴェント「シー・ディス・サウンド」、などが用意されています。
ジム・オルーク [上映プログラム「スペシャル・ライヴ上映feat.ジム・オルーク V.シェーストレム《霊魂の不滅》」に出演]
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