ソファーに座ってテレビを見るかのように?~クリスチャン・ヤンコフスキー

クリスチャン・ヤンコフスキーは、既存のメディアや
実在するシステムを転用して機知にとんだ作品を多数
発表してきました。

そして恵比寿映像祭の展示室で紹介しているのは、
英国BBCからドキュメンタリー制作を依頼され
ドバイに飛んだヤンコフスキーたちが
目隠しをしたまま撮影や編集を行った《ドバイの瞳》2012。

撮影する人の主観を拘束することによって、
メディアやイメージの世界について
言及しようとするものです。

そしてもう一つの作品は、《人類の行進に涙する》2012。
こちらもラテンアメリカ有数のテレビ局の全面協力を得て
撮影されたものです。

こちらは展示室を出たラウンジスペースでソファーに
座りながら観賞して頂けます。

この作品とこのシチュエーションを照らし合わせて
ここから何か読み取れるか、ぜひご堪能ください。

第5回恵比寿映像祭 展示より クリスチャン・ヤンコフスキー《人類の行進に涙する》2012

第5回恵比寿映像祭 展示より クリスチャン・ヤンコフスキー《人類の行進に涙する》2012

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