-
SHARE
- X (Twitter)
古典文学を源泉としながら、独創的な手法で現代世界を描く映画制作を行ってきたピニェイロ監督。本作では、イタリア人小説家チェーザレ・パヴェーゼが1947年に発表した著書『Dialogues with Leucò』の「Sea Foam」という章で描かれた、古代ギリシャの詩人サッフォーと人魚の女神ブリトマリスの悲恋が、現代の女性たちによる研究、パフォーマンス、解釈の起点となって物語が展開する。アイデンティティやセクシュアリティの普遍的なテーマを原作および観客に挑む実験的な本作では、サッフォーの断片的な特徴を自身の映画の中で視覚詩としてドキュメントし、その神話を生き生きと描きだしている。
協力:Happy Tent、碓井千鶴
日時:
2月1日(土)18:00–|Q&A:マティアス・ピニェイロ(出品作家)
2月8日(土)18:00–|Q&A:マティアス・ピニェイロ(出品作家)
会場:東京都写真美術館1Fホール
料金:800円(前売) 1,000円(当日)
※詳細は「チケット」ページをご覧ください。
Works
マティアス・ピニェイロ《You Burn Me》
2024年/64分/SD/スペイン語(英語・日本語字幕付)