樋口泰人 / HIGUCHI Yasuhito
1957年生まれ。「カイエ・デュ・シネマ・ジャポン」 編集委員を経て、98年に個人レーベルboid(ボイド)を設立。執筆活動と並行して、ドキュメンタリー・ビデオ、書籍、音楽CD の企画・製作、映画の配給・宣伝を手掛ける。
2004 年から吉祥寺バウスシアターでライヴ音響システムを使用した「爆音上映」のイヴェントを開始、さらに08 年からは「爆音映画祭」も開催している。
著書:『映画とロックンロールにおいてアメリカと合衆国はいかに闘ったか』(青土社)、『映画は爆音でささやく 99-09』(boid)等。
http://www.boid-s.com/
Q1. あなたにとってもっとも忘れがたい映像はなんですか?
A. 世界のすべてであり何でもないもの。
Q2. 忘れがたい映像について理由を教えて下さい
A. 映像は一瞬にしてやって来て忘れ去られるものだと思っています。したがって忘れがたい映像とは、おそらく空虚そのものの映像ということになるのかもしれません。
Q3. あなたにとって「まだ見ぬ」映像とはなんですか?
A. これこそ「忘れがたい映像」ではないでしょうか。映像とは見られた時に初めて映像になるようなものだと思います。