諏訪敦彦 / SUWA Nobuhiro
1960年広島県生まれ。映画監督。
助監督やテレビドキュメンタリーの演出を経て、1996年に長編劇映画《2/デュオ》を監督。1999年《M/OTHER》(カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞)。2001年《H story》(カンヌ国際映画祭正式招待)。2005年《不完全なふたり》(ロカルノ国際映画祭審査員特別賞、国際芸術映画評論連盟賞受賞)を発表。2009年《ユキとニナ》をカンヌ国際映画祭監督週間にて発表。2008年より、東京造形大学の学長職を務めている。
長谷正人 / HASE Masato
1959年千葉県生まれ。早稲田大学文化構想学部教授。
専門は、映画、写真、テレビなどを主たる分析対象とした映像文化論、文化社会学、コミュニケーション論。主な著書に、『映画というテクノロジー経験』(青弓社)、『映像という神秘と快楽──〈世界〉と触れ合うためのレッスン』(以文社)、『悪循環の現象学』(ハーベスト社)、主な編著に『アンチ・スペクタクル──沸騰する映像文化の考古学』(東京大学出版会)などがある。