対談 DIALOGUE
毛利嘉孝×分藤大翼×下道基行×北澤ひろみ
トランス・ローカリティの映像的未来 ─トゥルー・カラーズの世界へ
多様化する現代社会の構造を描き出す映像メディアの今日性について考える為に、第6回恵比寿映像祭はテーマを「トゥルー・カラーズ」と題しました。そして、映像表現を受け取る観客の視点のみならず、表現者である作家や研究者、キュレーター、それぞれの立場から見えているものを鼎談形式で語らうことで、映像をめぐる様々な思考を紡ぎ出しました。フェスティヴァルを振返る意味で鼎談を公開いたします。
[2014.05.02更新]
坪井秀人×榑沼範久×岡村恵子
日記、
プライヴェート/パブリックの境界にある「ゆらぎ」へ
洋の東西を問わず古来より育まれてきた、「日記」という「生の営み」。インターネット・テクノロジー以降の高度に映像化された現代において、形式でありジャンルでもある「日記」という表現は、新たな位相を迎えつつあります。「日記」をめぐる思考の現在性とは? 日本近代文学の坪井秀人氏、思想文化/芸術論が専門の榑沼範久氏、本映像祭ディレクターの岡村恵子による対話です。
[2013.02.18更新]
諏訪敦彦×長谷正人
映像のフィジカル——飼いならせない野生の映像のために
映像による「人間を超越した」圧倒的な自然との邂逅。私たちが曝されたこれらの映像体験は、これからも常に問いかけ直されるべきだろう。映像を見るということ、映像の体感することにいま一度立ち返り、映像にとって「フィジカリティ」とは何なのかを、映画監督の諏訪敦彦氏と、映像文化論/コミュニケーション論研究者の長谷正人氏に対話いただきました。
[2011.02.23更新]
細野晴臣×藤幡正樹
「僕らの時代の歌をさがして─リアルタイムのソング・リサイクル」
転換期にある私たちが心打つ音楽を奏で、歌い、未来を開くには、「リアルタイムなリサイクル」で切れ切れになった関係 にリンクを貼っていくことが必要ではないだろうか。ミュージシャン・細野晴 臣氏とメディア・アーティスト・藤幡正樹氏に、「歌」のこれまでとこれからを対話いただきました。
[2010.02.25更新]
トピックス TOPICS
藤原えりみ
第5回恵比寿映像祭レヴュー 〜 誰のための「記録」なのか、そして何が「記録される」のか
SNSの普及により、不特定多数に向けて発信される個人の記録が日々量産される今、記録行為としての「ダイアリー」は映像においてどこまで可能なのか? 美術ジャーナリストの藤原えりみ氏に、本映像祭レヴューをご執筆いただきました。
[2013.02.22更新]
千房けん輔(エキソニモ)
第4回恵比寿映像祭レヴュー 〜 The EyeWalkerの制作にあたって
オフサイトプロジェクトでThe EyeWriterという視線入力技術を使った作品を提示したエキソニモ。その制作過程で思考していたことについて、フェスティバルを終了した今、あらためてまとまったテキストとして執筆頂きました。
[2011.04.04更新]
粟田大輔
第4回恵比寿映像祭レヴュー 〜 ポスト消費社会と映像の再生産
大量生産大量消費から多品種少量生産へ。ポスト消費社会の現在、映像のフィジカルはいかに感受されるのか? 美術批評の粟田大輔氏に、本映像祭レヴューを執筆頂きました。
[2011.02.27更新]
原久子
第3回恵比寿映像祭レヴュー 〜 それぞれの「デイドリーム」
「デイドリーム」は観る者のなかでどのように構築されるのか。展示・上映・パフォーマンスなど多様なスタイルで展開される本映像祭を鑑賞したアートプロデューサーの原久子氏に、レヴューを執筆頂きました。
[2011.02.25更新]
高松麻里
イメージを奏でること 〜 第2回恵比寿映像祭レヴュー
映像を展示することとは何か。そして映像を経験するということは—。恵比寿映像祭の「展示」という側面について、日本美術を専門に視覚文化論、制度論を研究されている高松麻里氏に、レビュー執筆頂きました。
[2010.06.22更新]
エッセイ ESSAY
福住廉
日記と絵画について─河原温と吉村芳生のねじれた関係性
アーティストにとって「日記」とははたして何なのだろうか? 本稿では「日記と作品」という不思議な関係性に迫ります。絵日記でもなく、日記的絵画でもない、「日記=作品」というありかたについて、河原温と吉村芳生という2人のアーティストを例に、美術評論家の福住廉氏にご執筆いただきました。
[2013.03.07更新]
水野勝仁
あたらしい「私」をつくるーウェブと映像のリアリティの現在
TwitterやTumblrといったあらたなウェブサービスが一般化して久しい。ネットが映像のあり方に強い影響を与えている今、現在進行形の刺激的なアプローチから、「ポスト・インターネット」世代の作家たちの「私/公」をめぐる意識の変化を、インターネット・メディアと映像論を専門とする水野勝仁氏にご執筆いただきました。
[2013.01.20更新]
ラウンドテーブル ROUNDTABLE
Yebizo ラウンドテーブル season.01
オルタナティヴ・ヴィジョンズー映像の生態学
[2010.10.02更新]