柳澤田実 / YANAGISAWA Tami
1973年生。南山大学人文学部准教授。哲学、生態学的観点からの人工物(アート、宗教)研究。編著書=『ディスポジション──配置としての世界』(現代企画室、2008)。論文=「宗教的経験と行為の動機付け──経験科学に基づく宗教研究の可能性」「キリスト教から読む大野一雄──魚釣りとしての人間」「地続きの思想──中井久夫、木村敏」など。
大橋完太郎 / OHASHI Kantaro
1973年生。東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)特任研究員、ブリュッセル自由大学哲学科自由研究員、および静岡文化芸術大学、玉川大学非常勤講師。専門は思想史、哲学、表象文化論。共著=『ディスポジション──配置としての世界』(現代企画室、2008)。論文=「盲者の感性論と唯物論的一元論──ディドロ『盲人書簡』読解」「自由の徒弟時代──スピノザ『エチカ』における理性の諸相」「La Question du monstre chez Diderot dans Le Rêve de d'Alembert」など。
榑沼範久 / Norihisa Kurenuma
1968年生。横浜国立大学メディア研究講座准教授。思想文化史、芸術論。編著=『運動+(反)成長──身体医文化論〈2〉』(慶應義塾大学出版会、2003)。論文=「問題の真偽と実在の区分──ギブソンとベルクソン」「ダーウィン、フロイト──剥き出しの性/生、そして差異の問題」「知覚と生3──崩壊する過程のなかで」「視覚の身体文化学2──色のショック体験」「音響による人体の爆撃──第一次世界大戦、フロイト、ポピュラー・ミュージック」「声の暴力、耳の享楽」「自滅するヴィジョン──プラトー、ラカン、『ピーピング・トム』」など。訳書=ハル・フォスター編『視覚論』(平凡社ライブラリー、2007)など。
平倉圭 / HIRAKURA Kei
1977年生。東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)特任研究員。美術/映画理論、知覚論、美術家。著書=『ゴダール論』(近刊)。共著=『美術史の7つの顔』(未來社、2005)、『ディスポジション──配置としての世界』(現代企画室、2008)。論文=「識別不可能性の〈大地〉──ジル・ドゥルーズ『シネマ2*時間イメージ』」など。作品=《テキスト、山、準-部分》など。
ドミニク・チェン / Dominique Chen
1981年生。NPOクリエイティブ・コモンズ・ジャパン理事。株式会社ディヴィデュアル共同設立取締役。メディア・アートとウェブ・カルチャーの境界領域で創造性の変移を探り、多次創作性、共有財型協働制作、情報の可塑性とプロクロニズムといったコンセプトを実践する活動にメディア・アートとウェブ・カルチャーの境界領域で従事している。