坪井秀人

坪井秀人 / TSUBOI Hideto
1959年生まれ。名古屋大学文学研究科教授。
日本近代文学(近代詩/近代小説/戦時下の文学とメディア)のテクスト分析、日本近代文化史における感覚表象の研究など。主な著書に『萩原朔太郎論──《詩》をひらく』(和泉書院)、『声の祝祭──日本近代詩と戦争』(名古屋大学出版会)、『戦争の記憶をさかのぼる』(筑摩書房)、『感覚の近代──声・身体・表象』(名古屋大学出版会)、『性が語る──20世紀日本文学の性と身体』(名古屋大学出版会)などがある。

榑沼範久

榑沼範久 / KURENUMA Norihisa
1968年生まれ。
横浜国立大学都市イノベーション研究院建築都市文化専攻准教授。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科非常勤講師。哲学、芸術論。論文に「生態学的建築をめざして──建築とギブソンの生態学」「問題の真偽と実在の区分──ギブソンとベルクソン」「ダーウィン、フロイト──剥き出しの性/生、そして差異の問題」「知覚と生(1)~(4)」「音響による人体の爆撃──第一次世界大戦、フロイト、ポピュラー・ミュージック」「声の暴力、耳の享楽」「自滅するヴィジョン──プラトー、ラカン、『ピーピング・トム』」など。訳書にハル・フォスター編『視覚論』(平凡社ライブラリー)、マーティン・コーエン『倫理問題101問』(ちくま学芸文庫)がある。

岡村恵子

岡村恵子 / OKAMURA Keiko
恵比寿映像祭ディレクター/東京都写真美術館学芸員。
東京都現代美術館学芸員を経て2007年より現職。「MOTアニュアル2000 低温火傷」(2000)、「転換期の作法 ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーの現代美術」(2005–06)、「イマジネーション 視覚と知覚を超える旅」(2008–09)、「躍動するイメージ。石田尚志とアブストラクト・アニメーションの源流」(2009–10)ほかを企画。プレ・イヴェントとして手掛けた「映像をめぐる7夜」(2008)をふまえ、恵比寿映像祭を立ち上げる。